生成AIを利用した英語学習法に関する『多聴多読マガジン』連載記事の第5回記事

生成AIを利用した英語学習法に関する『多聴多読マガジン』連載記事の第5回を、下記で全文ダウンロードできるようにしました。

今回の記事は、「トランプ大統領再選でアメリカと世界はどう変わるのか?」という時事的テーマを例とした英語学習法の紹介です。
雑誌に掲載することのできなかったChatGPTの4つの回答全文をダウンロードできるようにしてあります。

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AIで日本語の学術論文を英訳する-自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編6-3)

「issueとproblemという英単語に関して、そのニュアンスの違いを具体的事例を挙げながらわかりやすく説明してください。」といった主題の場合にChatGPTが根拠としているWEB上の情報は、下記に示す通りであり、残念ながら辞書・辞典からの引用はない。

ChatGPTの回答の根拠を調べるために与えたプロンプト文

  1. 前記の回答に関する参考資料をURL付きで10個教えてください。
  2. 「issue」と「problem」のニュアンスの違いについて、英語の参考資料を教えてください。
 

プロンプト文1「前記の回答に関する参考資料をURL付きで10個教えてください。」に対するChatGPTの回答

ChatGPT:「issue」と「problem」のニュアンスの違いについて、以下の参考資料をご覧ください。

1. 「問題」を意味する“problem”と“issue”の決定的な違い | EnglishPlus
「problem」と「issue」の使い分けについて詳しく解説しています。
URL: English Plus
https://www.englishplus.jp/nuance/problem-issue/

2. 「issue」と「problem」の意味の違い | ネイティブと英語について話したこと
ビジネス英語における「problem」と「issue」の使い方の違いを説明しています。
URL: Talking English
https://talking-english.net/issue-problem/

3. 「問題」を意味する「issue」と「problem」の違いと使い分け – WURK[ワーク]
「issue」と「problem」の違いを例文とともに解説しています。
URL: Eigobu
https://eigobu.jp/magazine/issue-problem

4. problem / issue / matterの違いは?「問題」の英語表現まとめ
「problem」「issue」「matter」の違いをまとめています。
URL: Aitem English
https://aitem-english.jp/problem-issue-matter

5. 「問題」を表す英単語issue, problem, matter, troubleの違いを徹底解説
「issue」「problem」「matter」「trouble」の違いを詳しく解説しています。
URL: English Factor
https://englishfactor.jp/media/learning/issue-problem-matter-trouble/

6. 「problem」と「issue」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈 | 意味解説辞典
「problem」と「issue」の違いを分かりやすく解説しています。
URL: Meaning Dictionary
https://meaning-dictionary.com/%E3%80%8Cproblem%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8Cissue%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84difference%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%82%92%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99/

7. ネイティブは「Problem」と「Issue」を微妙に違った感覚で捉える? | 英語学習サイト:Hapa 英会話
ネイティブスピーカーが感じる「problem」と「issue」の違いを解説しています。
URL: Hapa Eikaiwa
https://hapaeikaiwa.com/blog/2014/07/03/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%81%AF%E3%80%8Cproblem%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8Cissue%E3%80%8D%E3%82%92%E5%BE%AE%E5%A6%99%E3%81%AB%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%84%9F%E8%A6%9A/

8. trouble, problem, issue, matterの違いをネイティブの感覚で解説!
「trouble」「problem」「issue」「matter」の違いをネイティブの感覚で解説しています。
URL: Eednew
https://eednew.com/esl/difference-trouble-problem-issue-matter/

9. 「課題」を意味するissue, problem, challengeの違いとは?それぞれの意味と用法を解説!
「issue」「problem」「challenge」の違いと使い方を解説しています。
URL: Walk English
https://walk-english.com/2022/06/21/issue-problem-challenge/

10. “問題”を意味する英語「problem」 と「issue」の違いって? – 朝時間.jp
「problem」と「issue」の違いを簡潔に説明しています。
URL: Asajikan
https://asajikan.jp/article/262555

これらの資料を参考に、「issue」と「problem」の使い分けをより深く理解してみてください。

 

プロンプト文2「「issue」と「problem」のニュアンスの違いについて、英語の参考資料を教えてください。」に対するChatGPTの回答

ChatGPT: The terms “issue” and “problem” are often used interchangeably in English, but they carry distinct nuances. An issue typically refers to a topic or matter that is open to discussion or debate, often without an immediate need for resolution. In contrast, a problem denotes a specific challenge or obstacle that requires a solution.
For a deeper understanding of these distinctions, consider the following resources:

1. “Issue vs. Problem (What’s the Difference?)” – This article explains that an “issue” implies a broader concern or topic of discussion that may not have an immediate impact, whereas a “problem” denotes a specific challenge requiring a solution.
EngDic
https://engdic.org/issue-vs-problem/

2. “Problem vs. Issue: What’s the Difference?” – This resource highlights that while both terms indicate areas of concern, a problem usually refers to a particular obstacle needing a remedy, whereas an issue pertains to a topic open for debate or discussion.
Difference Wiki
https://www.difference.wiki/problem-vs-issue/

3. “Issue vs. Problem – What’s the Difference?” – This article discusses how issues and problems differ in terms of complexity, subjectivity, time-sensitivity, and the approaches required for resolution.
This vs That
https://thisvsthat.io/issue-vs-problem

4. “Difference Between Issue and Problem” – This piece explores how an issue is often a smaller, more manageable matter, while a problem is larger in scale and may require significant effort to resolve.
“Difference Between Issue and Problem”Difference Between Similar Terms and Objects. Difference Between.net
https://www.differencebetween.net/language/difference-between-issue-and-problem/

5. “Difference Between Issue and Problem” – This article explains that an issue is an important topic for debate or discussion, whereas a problem is a harmful situation that needs to be dealt with.
Pediaa
https://pediaa.com/difference-between-issue-and-problem/

6. “Tackling More Tricky Word Choices: Issue vs. Problem” – This resource delves into the subtle differences between the two terms, emphasizing the importance of precise language in communication.
Grammar Book
https://pediaa.com/difference-between-issue-and-problem/

7. “Issue vs Problem: Difference and Comparison” – This article outlines the main differences between an issue and a problem, noting that an issue is a situation needing discussion, while a problem requires an urgent solution.
Ask Any Difference
https://askanydifference.com/difference-between-issue-and-problem/

8. “Issue” vs. “Problem” in English – This piece explains that ‘issue’ encompasses broader topics and is more formal, while ‘problem’ is more common in daily conversations and can range from minor to major challenges.
Langeek
https://langeek.co/en/grammar/course/1280/issue-vs-problem

9. “What’s the difference between ‘problem’, ‘trouble’, and ‘issue’?” – This resource discusses the nuances between these terms, noting that ‘issue’ is softer-sounding than ‘problem’ and is often used to discuss matters at work.
“What’s the difference between “problem”, “trouble”, and “issue”?” PhraseMix
https://www.phrasemix.com/answers/whats-the-difference-between-problem-trouble-and-issue

10. “What is the difference between issue and problem?” – This article highlights that ‘issue’ is broader and can refer to a topic or subject, while ‘problem’ is more specific and refers to a difficulty or obstacle.
Red Kiwi App
https://redkiwiapp.com/en/english-guide/synonyms/issue-problem/

These resources provide comprehensive insights into the nuanced differences between “issue” and “problem” in English usage.

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AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編6-2)

issueとproblemという単語のニュアンスの違いについては、「「哲学的議論において、“problem” はより特定の論理的な問題を示唆し、“issue” は一般的な論点を指すことが多い」ということの正当性を示す資料を教えてください。」というプロンプト文よりも、下記のようなプロンプト文の方がより適切な回答を得ることができます。

 
issueとproblemという英単語に関して、そのニュアンスの違いを具体的事例を挙げながらわかりやすく説明してください。
https://chatgpt.com/share/6767397c-0ca4-800f-ac99-f24468f3ce28
 
上記プロンプト文に対するChatGPT4oの回答
英単語の「issue」と「problem」には似た意味がありますが、それぞれのニュアンスや使われ方に微妙な違いがあります。以下に具体的事例を挙げながら説明します。
 
1. 基本的な違い
Issue:
– 問題や課題が存在することを指しますが、「解決すべきテーマ」「議論の対象」というニュアンスが強いです。
– 必ずしも「困難な状況」や「ネガティブな意味」に限定されない場合があります。
– 比較的軽い問題や、感情的な負荷が少ない場面で使われることが多いです。
 
Problem:
– 「明らかに困難で解決しなければならない問題」というニュアンスが強いです。
– ネガティブな状況や、何らかのトラブルを表現する際に使われます。
 
2. 具体例での違い
例1: 職場での話し合い
Issue:
– 「We have an issue with the deadline for the project.」
– → プロジェクトの締切に関して「課題」や「調整が必要な点」があるというニュアンス。解決可能なテーマとして議論する前提。
Problem:
– 「We have a problem with the deadline for the project.」
– → 締切が守れそうにない「深刻な問題」があり、対策を急がなければならない状況を示唆。
 
例2: 個人的な健康状態
Issue:
– 「I have an issue with my knee.」
– → 膝に違和感や軽い不調があるという表現。「深刻な症状」とまでは限らない場合に使われる。
Problem:
– 「I have a problem with my knee.」
– → 膝に大きな痛みや動かないなどの「深刻な問題」があり、日常生活に影響を及ぼしている可能性を示す。
 
例3: 顧客対応
Issue:
– 「The customer raised an issue about the product’s design.」
– → 製品のデザインについて顧客から「指摘」や「改善の余地がある点」が挙げられた。
Problem:
– 「The customer reported a problem with the product’s design.」
– → 製品のデザインに「重大な欠陥」や「実際のトラブル」があることを顧客が報告した。
 
3. まとめ: ニュアンスを整理
 
単語
Issue
Problem

ニュアンス
課題・テーマ・指摘
深刻な問題・困難

ポジティブ/ネガティブ
中立的または軽微な問題
ネガティブで解決が必要

使われる場面
軽い議論や調整が必要な状況
重大なトラブルや困難な状況

感情的影響
比較的軽い
大きな影響がある

 
このように、「issue」はより広範で軽いニュアンス、「problem」はより深刻で限定的なニュアンスがあると考えると良いでしょう。文脈によっては使い分けが重要になるので、相手にどれほどの影響や緊急性を伝えたいかを意識すると適切に選べます。
 
ChatGPTの回答の妥当性について
 
ChatGPT4oによる上記の回答は、私の個人的な感覚では妥当なものと思われる。すなわち、日本語ではissueは「事柄」に、problemは「問題・問題点」といった語に基本的には対応しているように思われる。

とはいえ、英語の専門家ではない私には上記の回答の妥当性・信頼性の判断ができない。

そこで次のような二つのプロンプト文を与えて、ChatGPTの回答の根拠を調べることとした。

プロンプト文1 前記の回答に関する参考資料をURL付きで10個教えてください。
プロンプト文2 「issue」と「problem」のニュアンスの違いについて、英語の参考資料を教えてください。
 

それぞれのプロンプト文に対する結果は、下記記事をご覧ください。

 
 
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AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編6)

ChatGPTが与える回答の妥当性を検討するための一つの方法は、「ChatGPTがどのような資料に基づいて回答を生成しているのか?」を調べることである。

そこで本稿では、「AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編5)」の中における「哲学的議論において、“problem” はより特定の論理的な問題を示唆し、“issue” は一般的な論点を指すことが多い」というChatGPTの指摘を例に取り、同指摘の妥当性を検証することにする。

まず最初に、ChatGPTに対して下記のようなプロンプト文を与えた。

「哲学的議論において、“problem” はより特定の論理的な問題を示唆し、“issue” は一般的な論点を指すことが多い」ということの正当性を示す資料を教えてください。
 

上記プロンプト文に対するChatGPTの回答は下記ページの通りである。

 
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AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編5)

「下記の日本語文章に関する二つの英訳例に関して、哲学の専門家の視点からチェックしてください。」というプロンプト文に対するChatGPT4oの回答結果は下記の通りである。

以下は、哲学の専門家の視点から、提供された二つの英訳例についての評価とコメントです。
 
第一段落の比較
英訳例1:
The problem of subjectivity and objectivity in physics can be discussed from two perspectives.
英訳例2:
The issue of subjectivity and objectivity in physics can be discussed from two perspectives.
  • 評価: 両方の訳で、“problem” と “issue” の選択に違いがあります。哲学的議論において、“problem” はより特定の論理的な問題を示唆し、“issue” は一般的な論点を指すことが多いです。日本語原文の「問題」はどちらにも適合しますが、ここでは「物理学における主観と客観」という文脈から、“problem” の方が厳密性が高い表現といえます。
  • 推奨: 英訳例1の “problem” を支持。
 
第二段落(第一の視点)の比較
英訳例1:
The first perspective examines how subjectivity and objectivity are represented in the theories of physics. From this perspective, inherent within physics itself, the problem of subjectivity and objectivity is treated as a problem of the observer and the observed. In other words, the discussion revolves around how the subjective (the observer) perceives the objective (the observed). One example of this perspective is the problem of observation in quantum mechanics.
英訳例2:
The first perspective concerns the nature of subjectivity and objectivity within the various theories of physics. From this internal perspective within physics, the issue of subjectivity and objectivity is addressed as a problem of the observer and the observed. In other words, it is discussed from the viewpoint of how the objective (the observed) is perceived by the subjective (the observer). An example of a discussion from this perspective would be the measurement problem in quantum mechanics.
  • 「視点」の訳し方: 英訳例1では “examines how”、英訳例2では “concerns the nature of” を用いています。哲学的な議論では、「どのように主観と客観が現れるか」に焦点を当てているため、“examines how” の方が適切に思われます。
  • 「物理学に内在した視点」の表現: 英訳例1では “inherent within physics itself”、英訳例2では “internal perspective within physics” と訳されています。英訳例2の “internal perspective” の方が、哲学的な文脈で原文に忠実な表現といえます。
  • 「観測問題」: 英訳例1では “the problem of observation”、英訳例2では “the measurement problem” と訳されています。量子力学において “the measurement problem” は標準的な用語であり、正確な表現です。
  • 推奨: 英訳例2の「観測問題」に関する訳がより適切ですが、“examines how” を取り入れるとベストな翻訳となるでしょう。
 
第三段落(第二の視点)の比較
英訳例1:
The second perspective deals with the nature of physics itself. Physics, as a form of knowledge, raises questions about the relationship between subjectivity and objectivity. Specifically, is physics the objective knowledge it is generally considered to be, or is it fundamentally subjective knowledge as a product of thought?
英訳例2:
The second perspective concerns the nature of physics itself. Physics, as a form of knowledge, also raises questions about subjectivity and objectivity regarding its own nature. Specifically, the question arises as to whether physics is an objective body of knowledge, as it is generally considered, or whether it is fundamentally subjective as a product of thought.
  • 「物理学それ自体」の訳し方: 英訳例1の “deals with” はやや口語的で、哲学的な文脈では英訳例2の “concerns” が適しています。
  • 「主観的か客観的か」の訳し方: 両者ともに原文の意味を正確に捉えていますが、英訳例2の “the question arises as to whether” は、よりフォーマルで哲学的な表現です。
  • 推奨: 英訳例2の方が、全体的に原文のトーンに近いといえます。
 
総合的な評価と推奨
両方の英訳例は、日本語原文の内容を忠実に反映していますが、それぞれ以下の特徴があります。
  • 英訳例1: 言葉遣いがやや簡潔で、一般読者に親しみやすい。
  • 英訳例2: 用語選びと文構造がフォーマルで、哲学的な議論においてより適切。
もし哲学的な専門性を重視するのであれば、英訳例2を基盤としつつ、一部英訳例1の簡潔さを取り入れることを推奨します。具体的には、「観測問題」の箇所は英訳例2の “the measurement problem” を採用し、“examines how” の表現を活かす形で組み合わせると最善です。

上記に示した英訳およびそれに関する回答内容は、主観と客観をそれぞれsubjectivityとobjectivityとしているなどそのまま採用することは適切ではないが、英語表現に関する詳細な検討をおこなうための手掛かりを与える有用な回答である。

次稿以降において、その回答に関して詳細な検討をする。
「AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編6)」

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AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編4)

同一のプロンプト文に対して、生成AIから得られた複数の回答結果の検討する場合の一つの方法は、下記のプロンプト文のように、複数の回答結果に関して生成AIそれ自体に比較検討をさせることである。

 
下記の日本語文章に関する二つの英訳例に関して、哲学の専門家の視点からチェックしてください。

###日本語文章
物理学における主観と客観の問題は、2つの視点から論じることができる。
第一は、物理学の諸理論において主観と客観のあり方がどのようなものであるか、という視点からである。このように物理学に内在した視点からは、主観と客観の問題は、観測者と観測対象の問題として取り扱われる。言い換えれば、観測者を主観、観測対象を客観として、主観によって客観がどのように捉えられるかという視点から論じられる。この視点から論じたものとしては、たとえば、量子力学における観測問題がある1)。
第二には、物理学それ自体についての性格をめぐる問題がある。物理学それ自体も、知の1つの形態であり、その知のあり方をめぐっても主観と客観の問題が生じる。すなわち、物理学は、一般に考えられているような客観的な知なのか、あるいは、思考の産物として根源的には主観的な知であるのか、という問題である。
 
###英訳例1
The problem of subjectivity and objectivity in physics can be discussed from two perspectives.
The first perspective examines how subjectivity and objectivity are represented in the theories of physics. From this perspective, inherent within physics itself, the problem of subjectivity and objectivity is treated as a problem of the observer and the observed. In other words, the discussion revolves around how the subjective (the observer) perceives the objective (the observed). One example of this perspective is the problem of observation in quantum mechanics.
The second perspective deals with the nature of physics itself. Physics, as a form of knowledge, raises questions about the relationship between subjectivity and objectivity. Specifically, is physics the objective knowledge it is generally considered to be, or is it fundamentally subjective knowledge as a product of thought?
In this paper, I will explore the problem of subjectivity and objectivity in physics from the second perspective, using the thoughts of physicists themselves as a clue.
 
###英訳例2
The issue of subjectivity and objectivity in physics can be discussed from two perspectives.
The first perspective concerns the nature of subjectivity and objectivity within the various theories of physics. From this internal perspective within physics, the issue of subjectivity and objectivity is addressed as a problem of the observer and the observed. In other words, it is discussed from the viewpoint of how the objective (the observed) is perceived by the subjective (the observer). An example of a discussion from this perspective would be the measurement problem in quantum mechanics.
The second perspective concerns the nature of physics itself. Physics, as a form of knowledge, also raises questions about subjectivity and objectivity regarding its own nature. Specifically, the question arises as to whether physics is an objective body of knowledge, as it is generally considered, or whether it is fundamentally subjective as a product of thought.
 

上記のプロンプト文に対する回答結果は、AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編5)で示した通りである。

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AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編3)

本サイトで何度も論じていることですが、「テキスト生成AIにおける最小処理単位「トークン」ーなぜ日本語文よりも英語文の方がより詳細な回答となるのか?」で紹介したようにWEB経由での対話的やりとりによる利用では、生成AIに対して「1回のプロンプトで与える情報量」が多いとそれに対する回答の精度が低くなりがちです。

前後の文脈を反映した回答を得たい場合でも、一度に多くの情報を与えるよりも、同一セッションの中で何度かに分けて情報を与えるようにした方がより精度の高い回答を得ることが期待できます。

今回の翻訳作業においてもそうしたことが言えます。論文全体を一度に英訳させた「AIで日本語の学術論文を英訳するー自分の日本語論文を翻訳させてみる(ChatGPT編-1-2 英訳結果)」
よりも、少しずつ日本語文を与えた方がより良い英訳結果になっているように思われます。

また、あまり適切とは思えなかった場合など、繰り返し同じ指示を与えてみることも有用です。

ここでは下記日本語文章の英訳についていくつかの回答を見ていくことにしよう。

日本語文章
物理学における主観と客観の問題は、2つの視点から論じることができる。
第一は、物理学の諸理論において主観と客観のあり方がどのようなものであるか、という視点からである。このように物理学に内在した視点からは、主観と客観の問題は、観測者と観測対象の問題として取り扱われる。言い換えれば、観測者を主観、観測対象を客観として、主観によって客観がどのように捉えられるかという視点から論じられる。この視点から論じたものとしては、たとえば、量子力学における観測問題がある1)。
第二には、物理学それ自体についての性格をめぐる問題がある。物理学それ自体も、知の1つの形態であり、その知のあり方をめぐっても主観と客観の問題が生じる。すなわち、物理学は、一般に考えられているような客観的な知なのか、あるいは、思考の産物として根源的には主観的な知であるのか、という問題である。
 
ChatGPT4oによる英訳例1
The problem of subjectivity and objectivity in physics can be discussed from two perspectives.
The first perspective examines how subjectivity and objectivity are represented in the theories of physics. From this perspective, inherent within physics itself, the problem of subjectivity and objectivity is treated as a problem of the observer and the observed. In other words, the discussion revolves around how the subjective (the observer) perceives the objective (the observed). One example of this perspective is the problem of observation in quantum mechanics.
The second perspective deals with the nature of physics itself. Physics, as a form of knowledge, raises questions about the relationship between subjectivity and objectivity. Specifically, is physics the objective knowledge it is generally considered to be, or is it fundamentally subjective knowledge as a product of thought?
In this paper, I will explore the problem of subjectivity and objectivity in physics from the second perspective, using the thoughts of physicists themselves as a clue.
 
ChatGPT4oによる英訳例2
The issue of subjectivity and objectivity in physics can be discussed from two perspectives.
The first perspective concerns the nature of subjectivity and objectivity within the various theories of physics. From this internal perspective within physics, the issue of subjectivity and objectivity is addressed as a problem of the observer and the observed. In other words, it is discussed from the viewpoint of how the objective (the observed) is perceived by the subjective (the observer). An example of a discussion from this perspective would be the measurement problem in quantum mechanics.
The second perspective concerns the nature of physics itself. Physics, as a form of knowledge, also raises questions about subjectivity and objectivity regarding its own nature. Specifically, the question arises as to whether physics is an objective body of knowledge, as it is generally considered, or whether it is fundamentally subjective as a product of thought.
 
ChatGPT4oによる英訳例3
The problem of subjectivity and objectivity in physics can be discussed from two perspectives.
The first perspective examines how subjectivity and objectivity manifest within the various theories of physics. From this internal viewpoint inherent to physics, the issue of subjectivity and objectivity is addressed as a problem concerning the observer and the observed. In other words, the observer represents subjectivity, and the observed represents objectivity, leading to discussions on how objectivity is perceived through subjectivity. An example of such discussions includes the measurement problem in quantum mechanics.
The second perspective concerns the very nature of physics itself. Physics, as one form of knowledge, also raises questions about subjectivity and objectivity in terms of its epistemological nature. Specifically, this perspective questions whether physics is truly an objective form of knowledge, as it is generally considered, or whether it is fundamentally subjective knowledge, as a product of human thought.
 
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IBMの生成AI「watsox」試行版およびMetaの生成AI「Meta AI」

テキスト生成AI(text to text, image to text)一覧のページの中に、IBMの生成AI「watsox」試行版およびMetaの生成AI「Meta AI」についての簡単な紹介文を追加しました。

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AI利用の語学学習アプリに関連する紹介記事

AI利用の語学学習アプリに関連する紹介記事を下記ページで紹介しています。

「AI語学学習アプリ」
https://cosmopier.com/cp-ai-lab/ai-english-language-learning/ai_language_learning_apps

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生成AIを利用して英語の熟語の意味内容を調べるー pastoral careという語句を例として

単語や熟語の意味を調べるのに、辞書や事典を利用するのがかっては一般的であったが、インターネットの普及と共に21世紀初頭からはWikipediaなどの無料のネット事典、および、Google検索の利用が一般的となった。
 しかし最近では、ChatGPTなどの生成AIの精度向上により、WikipediaやGoogle検索に代わり、生成AIの利用が進んでいる。生成AIを、辞書や事典と併用して活用することでこれまで以上にスムーズで適確な調べをすることができる。

そうした形での生成AIの活用に関して、ここではpastoral careという語句を例に取り、見ていくことにしよう。

 

筆者がこの語句を調べようと思ったのは、「AIは人間の教師のサポート役(教育のための補助的手段)となるものであり、人間の教師に取って代わるものではない」という視点から教育におけるAI利用の問題点を論じたFinancial Timesの社説 “The future of the AI-enhanced classroom” Financial Times, 2024/8/25の中の下記文章におけるpastoral careという語句を英和辞典で調べてもその意味内容が明確にはつかみ取れなかったからである。

“AI is also unlikely ever to be able to substitute for the judgment, motivation, guidance and pastoral care a teacher can provide.” 
[出典]
https://www.ft.com/content/e9523570-5966-4d99-ac92-45d3966ae28e
 

英和辞典におけるpastoral careの注釈

英和辞典の解説は、紙幅の制約のため下記のような簡単なものであり、本文脈で必要とされるニュアンスを必ずしもうまく表現した記述にはなっていない。

  1. 大修館書店『ジーニアス英和大辞典』
    「(牧師から教会員への)助言;(教師から生徒への)アドバイス」
     

  2. 研究社『リーダーズ英和辞典』第2版
    《宗教・教育上の指導者が信徒・学生に与える》忠告, 心得, 《私生活上の》カウンセリング, (悩み)相談
 
上記の一文に関するChatGPTの日本語訳
 上記の一文に関するChatGPTの日本語訳は、「AIは、教師が提供できる判断力、やる気を引き出す力、指導力、そして生徒への温かいサポートに取って代わることは、おそらく決してできないでしょう。」というものである。
 motivationを「やる気を引き出す力」と、pastoral careを「生徒への温かいサポート」とするChatGPTの意訳は文脈に即した適切なものと言えよう。
 
英英辞典におけるpastoral careの注釈
 下記に示すように、単語や語句のニュアンスの理解のためには、やはり英和辞典よりも英英辞典の方が役に立つ。生成AIの回答の信頼度の確固たる保証がない現状では、英英辞典での再度の確認は念のためにした方が良い。
もっとも本サイトの他の記事でも紹介しているように、今回のpastoral careという語句も含め、生成AIの回答は英英辞典の内容を反映したものになっていることがほとんどであると思われる。
pastoral careに関するChatGPTの先ほどの日本語訳も、コリンズ英英辞典における下記注釈の”help with personal needs and problems given by a teacher”(教師が生徒の個人的な悩みや問題に対して行うサポートや助け)に対応したものである。
 

  1. コリンズ英英辞典(Collins English Dictionary,HarperCollins Publishers)
    pastoral careを見出し語として採用し、イギリスにおける教育用語として”help with personal needs and problems given by a teacher”という意味を持つとした上で下記のような例文を挙げている。

    excellent teaching and pastoral care
    A few schools now offer counselling sessions; all have some system of pastoral care.

    [出典]https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english/pastoral-care
     

  2. ロングマン現代英英辞典(Longman Dictionary of Contemporary English Online
    pastoral careという語句は見出し語とはなってはいないが、pastoralという単語の3番目の意味の例文の中でpastoral care at the schoolという語句を挙げるとともに、pastoralに関して” relating to the duties of a teacher in advising students about their personal needs rather than their schoolwork”という意味としている。
    [出典]https://www.ldoceonline.com/dictionary/pastoral

  3. Oxford Advanced Learner’s Dictionary
    pastoral careという語句は見出し語とはなってはいないが、pastoralという単語の1番目の意味として”​relating to the work of a priest or teacher in giving help and advice on personal matters, not just those connected with religion or education”という注釈を挙げるとともに、そうした意味の用例としてpastoral careという語句を挙げている。
    [出典]https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/pastoral?q=pastoral
     

 
生成AIによるpastoral careに関する詳しい注釈
生成AIを利用すると、pastoral careという語句の現在的用法を参照しながら、英英辞典以上に詳しい注釈を得ることができる。従来はGoogle検索の結果を数多く見ることが必要であったが、生成AIを利用することでそうした手間をかなり省くことが可能となっている。

下記にChatGPTほかの生成AIによる回答を紹介する。

 

A. ChatGPTによる注釈-「単なる問題解決だけでなく、相手の存在を尊重し、長期的な支援を提供するという広範な意義を持つ言葉」としてのpastoral care

 

 下記に示したように、ChatGPTは、教育現場でのpastoral careを、「教師やカウンセラーが行う生徒支援活動」なども含む「全人的な福祉(well-being)を重視したサポート」であるとしている。

 
以下、ChatGPT4oの回答。ただし引用に際して、少し表現を変えてあります。
[出典]https://chatgpt.com/share/675aff24-457c-800f-a92b-ad99e8acf04d
 
英語の「pastoral care」は、元々キリスト教における牧師(pastor)が信徒を精神的・道徳的に支える役割から来た言葉ですが、現代では宗教的な文脈を超えて、教育、医療、社会福祉、ビジネスなど幅広い分野で使われています。この用語の意味と用法を具体例とともに説明します。
 
1. 基本的な意味
「pastoral care」は、個人の精神的、感情的、社会的な幸福に関わる支援やケアを指します。関係性を重視し、相談や対話を通じて問題を解決したり、支援を提供したりします。
 
具体的な要素
  • 感情的サポート: 不安や悩みを抱える人に寄り添い、話を聞く。
  • 道徳的指導: 必要に応じて、価値観や倫理的な視点を共有する。
  • 実践的支援: 必要なリソースやサービスにつなげる。
 
2. 宗教的文脈での用法
教会や宗教的コミュニティでは、牧師や聖職者が信徒に「pastoral care」を提供します。これは、信仰の指導、祈り、悩み相談、儀式の執行などを含みます。
 
具体例
  • 病床訪問: 病院で入院中の信徒を訪れ、祈りや聖書の言葉を通じて慰めを提供する。
  • 人生の転機におけるサポート: 結婚式、葬儀、洗礼など、重要なライフイベントにおける精神的な指導や支援。
  • 悩み相談: 信徒が人生の困難に直面した際に、信仰に基づいた助言を行う。
 
3. 教育の文脈での用法
教育現場では、「pastoral care」は、生徒の学業成績だけでなく、全人的な福祉(well-being)を重視したサポートを指します。教師やカウンセラーが行う生徒支援活動がこれに該当します。
 
具体例
  • いじめ対策: 学校内でいじめが発生した場合、被害者と加害者の両方にカウンセリングを提供し、問題解決を図る。
  • メンタルヘルスの支援: 生徒がストレスや不安を抱えている場合、話を聞き、必要に応じて心理的な専門家を紹介する。
  • 進路相談: 生徒が将来のキャリアや進学について悩んでいる場合、個別の相談や助言を行う。
 
4. 医療・福祉の文脈での用法
医療現場では、「pastoral care」は患者やその家族に対する精神的・宗教的なケアを指します。ホスピスケアや終末期医療で特に重要です。
 
具体例
  • ホスピスケア: 末期患者とその家族に対し、宗教的な背景に配慮しながら、平安をもたらすためのサポートを提供する。
  • 精神的ケア: 長期療養中の患者が不安や孤独を感じた際、話を聞き、希望を与える言葉をかける。
  • 多宗教対応: 病院内で異なる宗教的背景を持つ患者に合わせた精神的支援を行う。
 
5. ビジネスの文脈での用法
近年、企業においても「pastoral care」は従業員の精神的健康と幸福のサポートを意味します。特に職場のウェルビーイング向上の文脈で用いられます。
 
具体例
  • ストレス管理プログラム: 職場でのストレスやバーンアウトを防ぐため、相談窓口やリラクゼーションセッションを設ける。
  • 働きやすい環境の提供: 職場でのハラスメントを防ぎ、従業員が安心して働けるような体制を整える。
  • ライフイベント支援: 育児や介護など、従業員が私生活で抱える問題について柔軟な働き方をサポートする。
 
6. 適用例の共通点
どの文脈でも、以下の共通点が見られます。
 
  • 個別対応: 個々のニーズに応じた支援を行う。
  • 信頼関係: ケア提供者と受け手との信頼が重要。
  • 非判断的姿勢: 相手を批判せず、受容的に接する。
 
「pastoral care」は、単なる問題解決だけでなく、相手の存在を尊重し、長期的な支援を提供するという広範な意義を持つ言葉です。
 

なお、「教育の文脈での用法」におけるpastoral careについての参考資料としてはChatGPTが挙げた資料の多くは、日本語プロンプト文では中国語サイトのものであった。英語圏の資料として挙げられているものは下記のように数が少ない。

 

B. Google Gemini Advanced 1.5 Proの回答(2024/12/13)
https://g.co/gemini/share/3587cbc3d5ab

Google Geminiの場合には、日本語プロンプト文であったにも関わらず、回答は英語文となっている。
 ただし「patroral careに関して教育の文脈での用法に関する参考資料を教えてください。」という追加のプロンプト文に対しては、下記のような日本語での有益な資料を数は多くはないが挙げており、参考となる。
https://g.co/gemini/share/0edc70a2e669
 
  • 新井英靖(2009)「英国のパストラル・ケアの発展過程に関する研究」『茨城大学教育学部紀要』第28号, pp.65-77
    http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/28_2009/06_2009-65-77.pdf
    Google Geminiは、本論文を、「英国におけるパストラル・ケアの歴史と変遷、現代における課題について論じた論文。教育におけるパストラル・ケアの概念や実践を知る上で役立ちます。」として一番目に挙げている。
    なお同論文は、「(イギリスにおける)1960 年代のパストラル・ケアは「個人的に困難やトラブルを引き起こす生徒に対して,教師個人が単に応答すること」を指す狭い概念であった。」(p.68)であったが、1970年代には「教科指導とパストラル・ケアの統合」(p.70)や「リメディアル教育とパストラル・ケアの関連性」(p.71)、パストラル・ケア視点からのカリキュラム改革(pp.73-75)など、次第に同概念の拡張の必要性が認知されるようになった、としている。
    http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/28_2009/06_2009-65-77.pdf
     
  • NUCB International College(国際高等学校)「寮生活でのパストラル・ケア」 TOP>学校案内>ボーディングスクールとは>国際寮
    https://ic.nucba.ac.jp/jp/boarding/dormitory/entry-23591.html

    本WEBページでは、「すべての学生が積極的に学校生活を楽しめるような支援をパストラル・ケアと呼び、多くのボーディングスクールで重視されています。語源はpastor(牧師)によるcare(監督)からきており、「牧師が信者に対して接するように、教師が生徒の勉強、生活、人格面について行う教育」という意味があります。・・・ボーディングスクールにおけるパストラル・ケアは、学問のためではなく「長い人生の準備を行う教育」です。それは心身の健康と成長を支え、ウェルビーイングを高め、主体性や自己肯定感を育みます。心身の健康は、翻って学力の向上にも大きな効果をもたらします。」とされている。
     
  • Malvern College Tokyo「パストラルケア」
    https://www.malverncollegetokyo.jp/ja/pastoral-care

    本WEBページでは、「マルバーンの教育の特徴は、杓子定規ではない学習方法、少人数制のクラス、専任のチューターによる指導、個人への絶え間ない気配りにあります。手厚いパストラルケアは、寄宿学校の精神を全日制学校の環境に組み込むことを目的としており、生徒と教師が密接に結びついたコミュニティを形成することに努めています。
    私たちの目標は、生徒の身体的、社会的、感情的な発達を促すことで、学業だけでなく、生徒の能力をさらに高めることです。人格教育、学校コミュニティ内での良好な人間関係の構築と強化、健康的なライフスタイルの促進は、すべて効果的なパストラルシステムに不可欠です。」とされている。
     

 
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