フローチャートでよくわかる!
文章作成の「ルール」と「技法」
英語エッセイ・ライティング
書籍 A5判 216ページ
本体価格2000円+税
|
中級~ |
■エッセイ・ライティングのルールをフローチャート化■
英文レポートや小論文作成、TOEFL受験、留学準備などで必要となるエッセイ・ライティングとは、あるトピックについての書き手の見解を表現する「イントロ」「ボディ」「コンクルーディング」の3つで構成された文章を指します。日記などの自由作文に比べ、特殊で高度な技術と思われがちですが、一定のステップを踏めば、実は誰にでも達成できるスキルです。本書ではそのステップをわかりやすくフローチャート化しました。
トピック決定→ブレインストーミングでアイデアを引き出す→マインドマッピングでアイデアを広げる→アウトライン作成→レトリック選択→イントロ・パラグラフ→ボディ・パラグラフ→コンクルーディング・パラグラフ→英文全体の仕上がり→パラフレージングの仕上がり→つなぎ語使用の仕上がり→結束性・一貫性の検討→完成、の流れをマスターして行きます。
本書と大学入学程度の英語力があれば、自分の考えが伝わる英文、明確に構成された説得力のある文章が、誰でも書けるようになります。
■練習問題をこなしながら学ぶ■
各ステップの解説のあとには、それぞれ具体的な練習問題が用意されています。A子さんとB男くんの作成例を参考にしながら、実際に書いて実践してみることができるようになっており、練習問題をこなすうちに、知らず知らずエッセイ・ライティングの基本技能を身につけることができます。
【本書の内容】
Unit 0 エッセイ・ライティングとは何か
・受信型の英語から発信型の英語へ
・エッセイ・ライティングの定義
Unit 1 トピックを決める
・ブレインストーミングでアイデアを引き出す
・マインドマッピングでアイデアを広げ、書き出す
Unit 2 アウトラインを決める
・エッセイの概略
・アウトラインはエッセイの骨組み
Unit 3 レトリックとは何か
・レトリックのタイプ
・Kaplanのレトリック類型論
・パラグラフにおける論理展開の種類
Unit 4 イントロ・パラグラフを書く
・イントロ・パラグラフの構成
・主題文の書き方
・主題文の留意点
Unit 5 ボディ・パラグラフを書く
・トピック・センテンス
・サポート・センテンス
・コンクルーディング・センテンス
Unit 6 コンクルーディング・パラグラフを書く
・2種類のパターンとポイント
Unit 7 読みやすい文章を書くには
・改訂作業のチェックポイント
・パラフレージング
Unit 8 つなぎ語を使う
・つなぎ語の分類と一覧
Unit 9 語句のつながりと内容の一貫性
・言い換え、繰り返し、省略
Unit 10 パンクチュエーションの使い方
・14種類のパンクチュエーション
[特別記事]
①情報の収集と整理
②英語の文章の特徴-主語の使い方
③コーパスって何? それって役に立つの?
④リーダビリティの測定法
⑤英語エッセイからプレゼン原稿へ
|