※著者・渡辺由佳里さんのwebページ「洋書ファンクラブ」で紹介していただきました。
https://youshofanclub.com/2022/08/31/new-yousho-best-500/
※著者YouTube「渡辺由佳里の洋書ファンクラブ」
https://www.youtube.com/channel/UCyQ8uuHjygxU3acL8qvS-2g
洋書コンシェルジュ、渡辺由佳里が9年振りに刊行した本書は収録タイトルを一新し、執筆に3年をかけた洋書ガイドの決定版。1995年にアメリカに移住し、現地の出版社の編集者や図書館員からも感想や意見を求められる著者が、日本人のために洋書を選ぶ際の参考情報を1冊にまとめ上げました。
英語レベルは前作の5段階から10段階に細分化し、その本の特徴がすぐわかる「本のタイプ」情報も追加して、より選びやすくする工夫を凝らしました。本書をパラパラめくっただけで、読みたくなる本がすぐに見つかるはずです。
人生で一度は読んでおきたい本といわれる作品、知っていて当然と見なされる作品の数々。紀元前429年頃に刊行されたギリシャ悲劇『オイディプス王』から刊行年順に並べ、1ページ8作品のスペースで簡潔に紹介しています。
「文芸」「ミステリ」「SF・ファンタジー・ホラー」「ラブロマンス」「ノンフィクション」「児童書」の6ジャンルごとに、イチオシ作品には2ページを割き、あとは1ページに2作品ずつ掲載して(紹介文が長いものは1ページ1作品の場合も)、以下の要素で構成しています。
掲載タイトルを最終選考する時点で、惜しくも落としてしまった作品の中からベストセラーや話題作を選び、ジャンル別にショートリストとして表にまとめました。このショートリストも含めると、本書でレビューしたタイトルは902冊にのぼります。
また前著『ジャンル別洋書ベスト500』掲載タイトルも一覧にしています。
ジャンル別に主な文学賞を紹介し、以下の賞の受賞作品をリスト化しました。
「ノーベル文学賞」「ブッカー賞」「エドガー賞」「ヒューゴー賞」「RITA/Vivian賞」「ピューリッツァー賞(ノンフィクション部門)」「ニューベリー賞」
児童書は何歳以上、小学校何年生から中学生のように表記し、一般読者向けのものはPG12(12歳以上)、PG15+(15歳以上も読者層に入るが注意が必要)、R(成人向け)、バイオレンスなどの注意書きを適宜加えています。またラブロマンスのジャンルについては、性描写レベルを5段階で表示しています。
本書購入者は同一内容のActiBook電子版を特別割引価格で購入できるクーポン券が使えます。スマホでも読むことができます。