ハリー・ポッターVol.4が英語で楽しく読める本
クリストファー・ベルトン 著
書籍 A5判 248ページ
本体価格1600円+税
14歳になったハリーを待っているものは? 本書があれば辞書なしで原書が読める!
「ハリー・ポッター」シリーズ第4巻、Harry Potter
and the Goblet of Fire(邦題『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』)を英語で読むためのガイドブック。第4巻の総語数は19万語強と、第3巻の約2倍。本の厚みに圧倒されそうですが、中身は高校1年までに習う単語が77%を占め、さらにおなじみの固有名詞を加えれば、約85%はほとんど誰もが知っている単語といえます。
しかし、いくら児童書とはいえ、原書が手強いのは事実。そこで、いちいち辞書を引か
ずにドンドン読み進めて、ストーリーの流れにうまく乗ることができるように、本書がガ イド役を務めます。これからペーパーバックに挑戦する人、途中でギブアップしてしまった人はもちろん、自力で何とか読み通してみたが「イマイチよくわからなかった」という人にもおすすめです。
暗く重いテーマをはらみながらも、クィディッチ・ワールドカップや三大魔法学校対抗
試合の開催と、手に汗握るストーリーが進行する第4巻。ペーパーバックなんてとても無
理と敬遠してきた人も、原書を読む楽しさに目覚め、英語力をグーンとアップさせるチャ
ンスです。
■第1章から最終章まで、イギリス版・アメリカ版両方のペーパーバックの該当ページと行数を示しながら、難しい語や重要語の日本語訳と英語の同義語を掲載し、英和辞典と英英辞典の両方の役割を果たします。
■辞書を引いても出てこない固有名詞の語源や、日本人にはわかりにくい文化的・社会的背景まで、イギリス人の著者が詳しく説明しています。
■特に登場人物や魔法用語などの固有名詞については、日本語の意味以外に「第○巻、○章」と初出の巻数と章を表示しており、シリーズを通して流れをつかむのに便利です。初登場と思った人物がすでに第1巻で顔を出していたり、ローリング女史の構想の緻密さに驚くこともあるでしょう。
【本書の内容】
●第1章 庭師が見た館の秘密とは?
●第2章 頼みはシリウス
●第3章 これで解放!
●第4章 暖炉の中からこんにちは
●第5章 フレッドとジョージがいたずらをすると……
●第6章 ポートキーで到着!
●第7章 キャンプ地でバグマンとクラウチに会う
●第8章 クィディッチ・ワールドカップ、始まる
●第9章 『闇の印』と死喰い人
●第10章 大騒動の後始末
●第11章 休暇を終えて
●第12章 ダンブルドアの大発表
●第13章 ケナガイタチに変身させられたのは?
●第14章 アバダ・ケダブラ
●第15章 マダム・マクシームとカルカロフ
●第16章 罠
●第17章 代表選手は3+1
●第18章 リータ・スキータの取材と杖調べの儀式
●第19章 ハグリッドがこっそりマダム・マクシームに見せたもの
●第20章 第一の課題……自分に必要なものを手に入れる
他
【コラム】
パブの名前/ピッグウィジョン/猫に関連する言葉/ワールドカップ/汽車の歴史/イギリスの暮らし/ふくろうに関連する言葉/ドラゴン/クリスマスの季節/エレファントマン/イギリスの浴室/犬に関連する言葉/ネズミに関連する言葉/蛇に関連する言葉
|