中上級者のための英語リスニング特訓本。ターゲットは、速く、弱く、くずれて発音される単語。それら、語彙全体のたった0.1%の単語が、日常会話の実に80%を占めるという現実が日本人を苦しめているのです。
gonna、wanna、it、we、do、would、is、at、from、some、almost……
それ自体ではあまり意味を持たないために、ネイティブの話し手はど~でもいいとばかり、一瞬で発音します。ひとつの単語にかける時間が0.1秒以下というのはざら。しかも、思いっきり手を抜いて、原型をとどめないほどくずれた音で発音されたりします。
別に聞き取れなくても構わない、前後から判断して意味が取れればいいとさえ言われる機能語たち。本書はそれらに焦点を当てて集中的にトレーニングする特訓本です。
聞き取りに挑戦する機能語を含む例文を、ひとつにつき複数用意。さらにディクテーション用の練習問題も豊富に設けています。音声は段階的に遅くしていく加工をしており、どのレベルで聞き取れるか、トレーニングを重ねることで自分の進化が実感できます。ひとつの文は次の3つの音声ファイルで構成されています。
(1) ナチュラルスピードの音声
(2) 教科書的音声→スピードは遅くはないが、きれいに発音している
(3) 5段変速音声→ナチュラルスピードから約半分のスピードまで5段階に遅くしていく
映画やTVドラマのセリフに頻繁に出てきそうな文がトレーニング素材です。聞き取るべき単語は*(アスタリスク)で隠されています。先生と生徒のやり取り形式の、わかりやすいポイント解説で、先生のアドバイスを受けながら続けることができます。
[例]
Maybe ** **** ** some point.
どこかで話し合ったほうがよさそうだ。
I guess ***‘ **** *** *** it goes.
世の中そういうものだよ。
** effeminate to me.
彼って、私には軟弱に思える。
【内容構成の一部】
[1] 必須リダクション
gonna/wanna/gotta/outa/hafta 他
[2] 談話標識
like/I mean/you know/well/look/listen 他
[3] 代名詞
I/you/it/we/someone/her/us/them 他
[4] 助動詞
do/could/will/would/should/may 他
[5] be動詞
am/are/is/were/be/been 他
[6] 前置詞
at/of/from/for/with/to/except
[7] 接続詞
and/but/or/than/as/if/since/while 他
[8] 関係代名詞
that/which/what/who
[9] 関係副詞
where/when/how/why
[10] 数量詞
a/the/both/any/all/little/less/than 他
<お詫びと訂正>
■136ページに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
p.136 1の和訳
<現在>2000ドルになります。
<訂正後>少なくとも口をきいてくれたわ。
■アンケートフォームURLの記載のQRコードが誤っておりました。
https://forms.gle/516Y4uxvyD2USTa26
Amazon / e-hon / honto / セブンネットショッピング / 楽天ブックス / 紀伊國屋書店ウェブストア