中国語の基本的な語順は、ほぼマスターしている方向けのステップアップ本。中検でいえば3級~2級くらいの方におすすめします。
[著者より]
「新版執筆に際し、例文も再チェックを行っています。各課のポイントを押さえつつ、中国語としてより自然になるよう仕上げています」
中級レベルの基本文型を押さえることからスタート。最初は「述語+目的語」のバリエーションとして離合詞を扱います。単文では、特に日本人学習者が苦労するポイントをピックアップして重点的に学習できるようにしています。続けて、複文表現へと進み、最後に中国語特有の慣用表現を26項目にわたって学びます。全75項目について8つずつ、計600の例文で発話トレーニング。CDは「日本語→中国語」の順で収録しており、本書学習後は、CDだけでも練習ができます。日本語の例文を中国語に組み立てることができるようになったら、どれだけ瞬時に変換できるか、繰り返しトレーニングを積みましょう。
本書の600例文を学習した後は、例文に登場したフレーズ学習です。巻末にフレーズを日本語訳のあいうえお順に並べ、中国語、ピンインと、元の例文の番号を掲載。CDにも日本語→中国語の順で収録しています。「家でゆっくりする」「うれしくてたまらない」「しぶしぶ応じる」などのフレーズ単位でトレーニングしておくことで、作文がグンとラクになります。
本書の600例文に登場した900語の新出単語をピンイン順に掲載しています。単語、ピンイン、品詞、日本語訳、初出の例文の番号を表記。『同シリーズ初級編』の900語に上乗せすることで、コミュニケーションに必要な語彙力の相当部分を身につけることができます。
平山 邦彦
拓殖大学外国語学部教授。NHKラジオ「まいにち中国語」元講師(2012年4~6月、2013年10~12月)。中国政府奨学金留学生(高級進修生)として北京大学に留学(2000年9月~2002年7月)。
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