ストーリーのあるドラマを楽しむ感覚で英会話の練習ができます。最初のシーンは4月、新しい職場での1日目です。28歳の主人公、塚沢ミユキが、アメリカ人の上司、各国から来ている同僚、その友人や家族たちと一緒に、さまざまな新しい経験を積みながら、英語にも仕事にも自信をつけていく過程を描いています。
上司のホームパーティーに招かれ、2週間後には逆に上司一家を自宅に招待し、大学生の弟が野球合宿で渡米し、両親がオーストラリアへ熟年旅行に出掛けて発音の違いに戸惑う……。いろいろな出来事の中で、主人公は英語の電話応対に苦労しながらも、初の海外出張を無事こなすまでに成長します。ホームパーティーで知り合ったアメリカ人教師とつきあい始めますが、考え方の違いに悩んだりもします。ワンシーンが2~3分程度続く会話で構成され、全24シーンで 完結です。
本書の大きな特長が、ライターとして屈指の実力をもつキャスリーン・フィッシュマン書き下ろしのシナリオです。日本人がどんな状況でネイティブスピー カーと知り合い、どういう会話が交わされ、そこではどんな表現が必要になるかを徹底的に調べ上げ、ワンシーンのスキットの中に、日常的によく使う表現を平均20個もアレンジしました。
思いがけないストーリー展開にワクワクし、飛び交うジョークに思わず笑ったりしながら、登場人物たちと一緒に実践的な英会話力を伸ばすことができます。24シーンの会話を何度もシャドーイングして、ほんとに使える表現をまるごと吸収しましょう。
Chapter1 April
Skit A 新しい職場、外資系旅行代理店での1日目。まずは挨拶と自己紹介
Skit B 春うらら。ミユキの上司であるジョー一家とその友人たちが公園でお花見
Chapter 2 May
Skit A 入社して1カ月。カフェで上司からアドバイスを受けます
Skit B インターナショナルスクールのカフェテリアではネイティブ同士のランチトークが盛り上がり
Chapter3 June
Skit A ジョーのホームパーティーに招かれました
Skit B 今度はジョー一家を自宅に招待し、日本食をふるまいます
Chapter 4 July
Skit A パーティーで知り合ったアメリカ人教師のリチャードとイタリアンレストランで初デート
Skit B 野球合宿で渡米する大学生の弟、タケシをジョーが居酒屋で励まします
Chapter 5 August
Skit A タケシたちはロサンゼルス空港に到着。入国審査、ホストファミリーへの挨拶は大丈夫?
Skit B 親善試合の後、日米両チームはピザレストランで打ち上げ!
Chapter 6 September
Skit A 帰国したタケシはインターナショナルスクールの小学生にアメリカでの異文化体験を語ることに
Skit B 上司の妻アナに誘われて、陶芸教室に通うことになりますが
Chapter 7 October
Skit A 両親がオーストラリア旅行に出掛け、着いて早々に発音の違いに戸惑います
Skit B 季節は秋、箱根へ温泉旅行に出掛けました
Chapter 8 November
Skit A 仕事にはだいぶ慣れてきたものの、電話はまだ緊張します
Skit B きょうはリチャードの誕生日。ふたりの仲は順調ですが、気がかりなことも
Chapter 9 December
Skit A 初めての海外出張。カナダのトロントでいざ商談です
Skit B クリスマスを前に、男性陣はビール片手にアメフト観戦
Chapter 10 January
Skit A 新年会で皆がミユキの家に集まりました。そこで重大な発表が!
Skit B アメリカ本社の副社長が来日し、老舗料亭でもてなします
Chapter 11 February
Skit A リチャードの両親が結婚式出席のため来日。両家ご対面となりました
Skit B いよいよ結婚式当日。披露パーティーでお祝いの言葉が飛び交います
Chapter 12 March
Skit A ジョーがアメリカに戻ることになり、お花見をしながら送別会が開かれました
Skit B 入社1年。晴れて昇進したところに、ロシアから新入社員が。今度はミユキが励ます立場です
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