「模擬問題を解くだけの学習ではなかなかスコアが伸びない」と感じている方におすすめ
*本書は2016年9月刊『[CD付]はじめての新形式TOEICテストこの1冊で650点』の新版です。TOEIC(R)テスト関連書籍の新しい表記ルールに対応し、タイトルを変更しました。新版発行に際し、以下の改訂を加えています。
(1) 各Partの頻出単語・フレーズの音声をCDに追加収録
(2) Part1、2の頻出パターン解説ページに矢印を書き加え、ひと目でわかるようレイアウトを工夫
(3) Part3、4対策として5段階トレーニングで音を正確にキャッチする練習法を解説
(4) Part7対策として、語順通りに意味をとらえていくスラッシュ・リーディングの練習法を解説
(5) 巻末付録として10分前にできる試験直前チェックを追加
新形式のテストでは、時間内に処理しなければならない英語の量が増え、より英語の実力が問われるようになりました。さらに、「意図を問う」問題が出題されるようになったため、表面的にキーワードを拾うようなやり方ではなく、全体的な構成をつかんで内容を理解する力が必要とされます。 著者は10年以上にわたり、複数の大学でさまざまなレベルの多くの学生を教えてきた経験から、Part3、4、6、7で点数が取れない人は、「漫然と多量の英文に触れているだけ」という問題点を指摘します。そこで、(1)「主語+動詞」を徹底的に意識すること、(2)スラッシュ(/)を使って意味の区切りをとらえることの2つを習慣化し、ぼんやりとしかわからなかった英語をハッキリと理解する狙いで本書が執筆されました。
200問のTOEICテストで650点を取るには、130問を正解すればいいということです。逆に言えば、70問は間違えてもいいし、最初から解かなくてもいいとさえ言えます。3つの設問のうち、2番目が難しいようなケースはよくあります。難問にひっかかって、解けるはずの3番目に手が回らない状態は避けたいもの。本書では設問のタイプを42のパターンに分類し、かつ全設問に星印で難易度を表示して、難問を見抜く力を養います。
Part3、4、6、7では、会話、トークあるいは文書の「流れ」を把握するトレーニングをします。また、設問を先読みして、「日本語で」キャッチすべきポイントを頭に入れる練習をします。「話し手はどこ」、「目的は何」といったキーワードを日本語で頭にたたき込んでおくと、拾うべき情報を予測しやすくなるのです。
英語の基礎文法に不安のある方でも、TOEICテスト対策をしながら必須文法を押さえられるように、Part1、2、5では各パートに必要な文法を整理してまとめています。またPart1~7の全パートについて、頻出単語やフレーズをリストアップし、CD音声とともに覚えられるようにしています。
Amazon / e-hon / honto / セブンネットショッピング / 楽天ブックス / 紀伊國屋書店ウェブストア