著者: 鶴田 知佳子/河原 清志
A5判260ページ
定価2,200円(税込)
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■本書は2004年12月刊『ここまで使える超基本単語50』の全面改訂版です。
good=「よい」と思っていると、good reasonは「もっともな理由」、a good distanceで「かなりの距離」、Good grief!で「何てこった」、good for lifeは「生きている限り有効」だったり……。同時通訳者としても活躍中の鶴田知佳子先生は、専門用語なら一対一の訳語が決まっているが、簡単な単語ほどピッタリの日本語を探すのに苦労すると言います。
ひとつの英単語がいろいろな使われ方をするといっても、バラバラに使われるわけではありません。バラバラの知識を丸暗記するとしたら至難の業ですが、根底には「共通した意味」が存在します。それが「コア」です。
goodのコアは「評価が高い」。そこから、よい、正しい、元気な、安全な、たくさんの、徹底的な……と、ネットワーク状に意味が広がって行きます。
本書は50の基本単語のコアをしっかり押さえることで、そこから何十倍にも関連づけて発展させ、豊かな英語表現力を身につけるものです。
[littleのコア]感情的な評価を伴っての小さい、少量の
[smallのコア]客観的に大きさ・量などが小さい
[freeのコア]なにものにも束縛されていない
[reasonのコア]物事を筋道立てて考えること
[endのコア]細長いものの端 他
「そうか、わかった!」、「うん、この日本語ならスッキリする」。オリンピック、COVID-19、BLM運動の報道をはじめとして、同時通訳の現場で著者が拾った用例を、たくさん収録しています。
・道路が忙しい?
・シンプルの訳は単純ではない
・アンバー・アラート
・「いただきます」はLet’s eat! じゃない!
・英語がぺらぺらになる日 他
著者
鶴田 知佳子
東京外国語大学名誉教授、東京女子大学教授、会議通訳者、同時通訳者
河原 清志
拓殖大学教授
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