中国語の基本的な語順は、ほぼマスターしている方向けのステップアップ本。中検でいえば3級~2級くらいの方におすすめします。特に日本人学習者が苦労するポイント、誤用しがちなものをピックアップして重点的に学習できるようにしています。
[1] 中級レベルの基本文型を押さえる(19課)
[2] 結果補語、方向補語、可能補語のバリエーションを増やす(16課)
[3] “就”“也”“都”“オ”を用いた複文表現をマスターする(14課)
[3] 中国語特有の慣用表現を理解する(26課)
各課8つずつの例文が次々と出てくるので、効率よく身につけることができます。
左ページに日本語、右ページに中国語を配置し、音声も「日本語→中国語」の順です。日本文、中国語ともに、そのページの学習項目に当たる部分を太字で表記しています。
本書の600例文を学習した後は、例文に登場したフレーズ学習です。巻末にまとめて日本語訳のあいうえお順に並べ、中国語、ピンインと、元の例文の番号を掲載。音声も日本語→中国語の順で用意しています。
「忙しくて手が回らない」「思い切って言う」「元気を出す」「柔軟に対応する」などのフレーズ単位で口に出すトレーニングをしておくことで、会話がグンとスムーズになります。
本書の600例文に登場した900語の新出単語をピンイン順に掲載しています。単語、ピンイン、品詞、日本語訳、初出の例文の番号を表記。同シリーズ『初級編』の900語に上乗せすることで、コミュニケーションに必要な語彙力の相当部分を身につけることができます。
平山 邦彦
拓殖大学外国語学部教授。NHKラジオ「まいにち中国語」元講師(2012年4~6月、2013年10~12月)。中国政府奨学金留学生(高級進修生)として北京大学に留学(2000年9月~2002年7月)。
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