●音声6時間は無料ダウンロード。スマホですぐに使えます!
●「連動文」「把構文」「受身文」などを追加して32ページ増
●学習法をより丁寧に説明
●三行日記五七五のコラムを追加
四声は、日本人にとって難関のひとつです。四声を間違えただけで、「中国語を勉強しています」と言ったつもりが「韓国語を勉強しています」になったり、「大雨が降ってきた」が「大きな魚がいっぱい降ってきた」になるのですから、やっかいです。
中国語はひとつの文字に基本的に四声があり、二音節になると15通りもの組み合わせになります。本書はまるごと1冊が四声のトレーニング本。「見ないで聞く」「見ながら読む」「音声を聞いて復唱する」をはじめとするトレーニングで、どんどん声に出します。
中国語の基礎をひととおり学習した中級者に特におすすめします。
最初は一音節からスタートして、二音節、三音節、四音節、五音節と、少しずつ確実にレベルアップする流れです。練習に使う語句や文は、日常のあいさつや決まり文句、旅行の必須表現、レストランやショッピングで使う定番表現、ビジネスで頻繁に使われる言い回しなど、いずれも実用的。発音練習がそのまま使える会話力へとつながります。五音節のレッスンの最後には、知っておくべきことわざや漢詩も取り入れました。五音節が終了したら、仕上げはエッセイや小説の一部など、少し長めの文章で実践トレーニングです。
練習素材は日常的によく使う基本語を中心に、中国語検定試験やHSK試験でよく出る500語を含めた約1,000語を厳選して作成しています。さらに重要文法をほぼ網羅し、四声の練習をしながら文法の復習もできるように工夫しています。
ダウンロード音声は約6時間。同じ練習素材を1回目はスロースピード、次のトラックではノーマルスピードで録音。さらに4×4の表組みになった16ずつの素材を縦に読んだり、横に読んだり、シャッフルして読んだり、ポーズの間に日本語を中国語にしたりと、多彩なトレーニングメニューを用意しています。
胡 興智(コ・コーチ)
中国天津市出身。東京外国語大学日本語科卒業、東京学芸大学大学院教育研究科修了。日中学院専任講師、上智大学講師。
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