ブックタイトル英語で語るニッポン 改訂増補版 試し読み
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英語で語るニッポン 改訂増補版 試し読み
19実態を伝える2. ある特定の言葉や用語、あるいは動作や概念などあらゆるものをさらにかみ砕いて表現します。これは発想転換ゲームのようなもので、自分の頭の中で日本語として定着している言葉を別の言い方で言い換えていきます。 例えば「消えるボールペン」の場合、It’s an erasable pen.と言うことができます。それはpenであって、さらにどんなことができるかというと erasable (消すことができる)という説明です。 つまり、説明しようとしているものの特徴を挙げることで、それが何なのかさらに詳しく説明し、ほぼイコール(=)の状態となるようにすることです。説明しようとしているもの = その特徴を言い換えた説明(関係がほぼ等しい) もちろんひとつのセンテンスでいくつもの特徴を挙げるのは無理があるので、どんどんセンテンスを足して、イメージを作り上げていきましょう。●お神輿A mikoshi is a portable shrine.お神輿は移動式神社です。●畳Tatami are woven floor mats. They’re made from a plant called igusa.「畳」は床に敷くマットです。イグサという植物でできています。●天狗Tengu is an imaginary creature with a red face and a long nose.天狗は赤い顔と長い鼻を持った伝説上の生き物です。説明の例説明の補足には以下のような関係代名詞もよく使われます。●A is a B [that / who / which ]... Aは~するBだ天狗については以下のようにも言えます。 Tengu is an imaginary creature that has a red face and a long nose.ワンポイント