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概要:
37(1) TOEICスコアから見た現実と理想の開き日本人ビジネスパーソンの「現実の英語力」と「国際交渉を第一線で行うのに必要だと思う理想の英語力」の差を有効回答者数が一番多かったTOEIC のスコアで見てみよう。約7....
37(1) TOEICスコアから見た現実と理想の開き日本人ビジネスパーソンの「現実の英語力」と「国際交渉を第一線で行うのに必要だと思う理想の英語力」の差を有効回答者数が一番多かったTOEIC のスコアで見てみよう。約7 割の回答者が国際交渉に必要な英語力は「TOEIC800 点以上」を必要としているのに対して、実際に800 点以上を取得していたのは回答者のうち3 割程度に過ぎず、理想と現実の差は大きいことがわかる。(2) 職務上の簡単な内容と複雑な内容を取り扱う英語の4技能国際交渉で自分の英語能力が、日常会話ではなく、自分の専門分野において簡単な内容と複雑な内容に対して英語の4 技能がどの程度発揮できているかを調査した。なお、ここでいう、「簡単」と「複雑」はCEFR (Common EuropeanFramework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment.[Council of Europe] 2001) (→ CEFRに関してはp. 90 以降を参照)にもあるような抽象的な表現のままであり、具体的な判断を示すものではない。表1 簡単な内容と複雑な内容の理解(「聞く」・「読む」)、発表(「話す」・「書く」)できる力(4 技能)の差(枠内の数字は%)(n=7354) 90% 以上70 ~ 80% 50 ~ 60% 30 ~ 40% 20% 以下無回答聞く簡単42.7 30.6 15.2 6.8 4.6 0.1複雑11.0 27.4 26.2 17.0 18.4 0.1話す簡単36.9 26.1 17.6 10.6 8.7 0.1複雑8.0 21.7 23.5 17.9 28.7 0.1読む簡単64.0 21.7 7.8 3.6 3.1 0.1複雑18.9 33.2 23.9 12.7 11.3 0.1書く簡単40.7 24.3 16.2 10.0 8.7 0.1複雑8.6 22.0 24.2 17.8 27.3 0.1図1 現実のTOEIC スコア(n=6651)と理想のTOEIC スコア(n=7294)(n は回答回数)■ 900点以上 ■ 850点以上 ■ 800点以上■ 750点以上 ■ 700点以上 ■ 650点以上 ■ 600点以上 ■ 550点以上 ■ 500点以上 ■ 450点以上■ 400点以上 ■ 無回答現実理想0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%25.510.3 9.0 9.9 10.7 10.4 9.5 8.4 7.6 9.618.8 23.8 11.4 10.2 4.10.80.80.50.83.3 0.15.94.4 4.4