ブックタイトル多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

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概要

多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

2018 APRIL 13特に、高校や、受験のための塾・予備校では、英文の構造をSV、SVC、SVO、SVO1O2、SVOC と分析し、日本語に直訳し、その後、それをこなれた日本語に直すというような読み方(=分析的な精読)を習ってきました。 He plays tennis.という文章は、英語の習い始めには、 彼は、(現在形だから習慣的に)しています、(何を?)テニスをと直訳的に理解していたかもしれませんが、すぐ、 He plays tennis. =「彼はテニスをします」と一文単位で意味がわかってきますよね。それなのに、これをいちいち、『動詞の後ろに「何(誰)を」や「誰に」に当たる目的語が1 つあれば第3 文型だと考える』と分析して読みなさいというのが、学校で教えている分析的な精読法です。それに対して、日本語に訳さずに、He plays tennis.と来たら、「テニスしてるんだ」とイメージだけして、特にSVO などと考えないのが多読的な読み方です。従来の分析的な精読と、多読を比較すると次のようになります。分析的な精読多読日本語に変換して読む内容がわかればよい返り読みする英語の語順のまま読む細部まで100%理解して読むわかったことをつなげて、7 ~ 9 割の理解度で読むわからない単語は必ず辞書を引く辞書は引かずに文脈から想像する一文一文、止まって読む一文ごとに止まらずに読んでいく学校で習った英文読解のような読み方と多読の読み方はどうちがうのですか?Q 2特集?ゼロからの英語多読