ブックタイトル多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

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概要

多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

2018 APRIL 143リスニング、シャドーイングのためのなま素材? 上昇調のイントネーション前半部分はほとんどのポーズの切れ目が上昇調になっています。「……でしょ?」というように相手に訴えかけ、同意を求めるイントネーションです。一方、8 行目のa culture, から始まるフレーズごとの上昇は、「文化、人種、宗教、政治、職場」などを列挙していることを示すイントネーションです。? フレーズの強調1 語1 語を区切って全ての語に強勢を置き、「長い年月にわたって行われてきた」ことを強調しています。? 機能語の強調本来は強勢が置かれない機能語のbe動詞に強勢を置いて「ほかにどうしようもなかった」ことを強調しています。ここに注目!【訳】オプラ・ウィンフリー:したがって連帯して黒い服を着ることはその一歩だと思います。「Time’sUp」がリーガル・ディフェンス・ファンドを使ってしていることは大きな一歩だと思います。「Time’s Up」運動に参加している私たち全員にとって、これ(=この運動)を単にハリウッド(=アメリカの映画界)の女性たちだけに関わるものではなく??というのは私たちはすでに権利を手に入れているのですから??世界中の女性に広げていくことはとても重要だったのです。というのは、今夜私が(受賞スピーチで)述べたように、こうしたことの影響を受けてこなかった文化、人種、宗教、政治、職場はないのですから。そして私が(受賞スピーチで)リーシー・テイラーの話をしたかった理由のひとつは、そうしたことが非常に長い年月にわたって??人々(=被害者たち)が声を上げることができると思えなかったときには??行われてきたとみなさんにお知らせしたかったからです。ですから、懸命に耐え忍び、何も言わずに頑張ってきた女性はとてもたくさんいるのです。ほかにどうしようもなかったのですから。そして、私たちがひとつの声として団結した今、それは、そうしたものがこれまで得られなかった女性たちにとって、大きな勇気づけになるだろうと思います。日本語訳:山口西夏cAlan Lightベルエアホテル(ロサンゼルス)で行われたオプラ・ウィンフリーの50 歳の誕生日パーティにて(2004 年)