ブックタイトル多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

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概要

多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

 2018 APRIL 137【訳】 今日浅草に行くんだって? それなら、雷門の前で写真を撮るべきだよ。雷門というのは、有名な赤い門で、浅草寺に通じているんだ。雷門は浅草エリアの象徴だからね。東京の象徴でもある。 門にはふたつの像があるんだ。左が雷神で、右が風神。雷神は太鼓を持っていて、雷の音をたてるんだ。風神は袋を持っていて、これには風がつまっていると言われている。 門の中央には、巨大な赤い提灯がある。高さが約4 メートルで、重さが約700 キロ。ほとんどの人は提灯の正面をただ見るだけだ。しかし、提灯の底をチェックするのも忘れないでほしいね。美しい木彫りの龍の彫刻があるからね。 提灯の修復されたバージョンは2003 年に(松下)幸之助によって寄付されたんだ。松下幸之助はパナソニックの創業者だ。1960 年に松下幸之助が病気になり、浅草寺に参拝に行ったんだ。その後、病気は回復。感謝の意を表すために提灯を寄進したというわけだ。 雷門の前ではたくさんの人が写真を撮っている。乗らないかと勧めてくる人力車も多いね。人力車に乗るのも、浅草を観光して回る楽しい方法だよ。リスニング、シャドーイングのためのなま素材日本語訳:編集部浅草寺 雷門( 東京都台東区)。