ブックタイトル多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

ページ
10/28

このページは 多聴多読マガジン067_4月号 試し読み の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

多聴多読マガジン067_4月号 試し読み

16 2018 APRILれたLeveled Readers と言われる段階的読み物です。こちらは、2 ~ 3 歳児向けのものからあるので、1 冊50 語以下の非常に短い絵本からそろっています。ストーリーも、短くてもオチのあるほのぼのとした話が多いです。 LR(Leveled Readers)でおすすめなのが下記のシリーズです。Oxford Reading Tree Kipper Series Stage 1-9 総語数10 ~ 1500 語I Can Read! Books My First~Level 3 総語数 80 ~ 5000 語Scholastic Readers Pre-Level 1~Level 4 総語数 80 ~ 5000 語Step into Reading Step 1-5 総語数 80 ~ 5000 語いずれも英米人の子供向けなので、「英語独特の英語らしい表現が多い」のが長所であり、それは、「ストーリーの割に、単語や表現が難しいことが多い」という短所にもつながります。LR では、相当やさしいものでも、過去形や慣用的な表現が容赦なく出てきます。しかし、イラストが豊富にあり、ストーリーは単純なので、見たことのない単語も、多くの場合、前後関係とイラストで意味が推定できるでしょう。もっとも、短い本だと、ストーリー上で重要な言葉の意味が推定できず、ストーリーもそのためはっきり理解できないこともあります。そういうときは、その単語は「意味不明」のまま放っておいてもいいですし、辞書を引いて意味を調べても良いです。なお、GR とLR では、本の種類がまったく違うため、難易度の比較がしにくいです。そのため、多読の普及を目指すSSS 英語多読研究会では、日本人学習者のために、共通の尺度として、読みやすさレベル*(YomiyasusaLevel、YL と略します)を決めています。ORTOxford Reading TreeICRI Can Read! BooksSCRScholastic ReadersSIRStep into ReadingPirate AdventureYL 0.5 330 語Frog and Toad AreFriendsYL 1.2-1.6 2275 語Poppleton in WinterYL 1.2-1.4 842 語Malala: A Hero forAllYL 1.5 1809 語Lesson 1 多読の基礎知識●「英語らしい表現に出会える!」 代表的なLR の例