ブックタイトル多聴多読マガジン2018年02月号_試読み

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多聴多読マガジン2018年02月号_試読み

2018 FEBRUARY 11特集 旅するイギリス英語英語力の向上を志している方にとって、「加工されていない英語そのものを聞く・ふれる」ことの重要性は強調してもしすぎることはないと思います。背景知識やカルチャーを知っておくのも大事!ある程度の英語力があれば、イギリス英語を普通に聞ける・話せるかといえば、そういうわけでもない、と言えばあなたは首を傾げたくなるでしょうか。 しかし、僕はそう確信しています。僕の母語は日本語ですが、例えば、歌舞伎についてあまり詳しくない僕が「歌舞伎を語る会」に参加したとしても、その会でコミュニケーションを取ることは通常よりも困難でしょう。なぜなら、ぼくは歌舞伎という文化をほとんど知らず、なじみもないからです。言葉ができても、そのトピックに対してなじみや、それに関する背景知識がなければ、コミュニケーションが極めて成り立ちにくくなる、という状況はあなたも多かれ少なかれ経験したことがあるのではないでしょうか。 つまり、英語力がある程度あったとしても、イギリス英語を聞く時・話す時にスムースにいかないのは、文化理解・知識が十分でないのが原因の場合が少なくありません。特に現地でコミュニケーションする際は、イギリスのカルチャーを理解しておくことが大切になってきます。逆に、イギリス文化の理解度が増せば増すほど(それは例えば「ハリー・ポッター」のような限定された分野での理解でも良いのです)、イギリス英語でのコミュニケーションが楽になる、というのは僕が日々、身を以て感じていることです。ここまで、ナチュラルでリアルな英語と文化理解が、イギリス英語を聞き・話すために、いかに大切かを述べてきました。今回の特集では、その両方をしっかり満たす音源を5 つ(Day 1~Day 5)厳選しました。音源はすべて僕がイギリス現地でインタビュー録音したもの。テーマは、ビートルズ、ハリー・ポッター、アフタヌーン・ティー、ロイヤル・ファミリー、そしてロアルド・ダールと、「これぞイギリス(文化)!」というものばかり。しかも、それぞれのテーマのエキスパートである5 人の方々が語ってくれています。今回の特集の音源を聞くことで、リアルなイギリス英語の音に慣れながら、同時に、イギリスの文化についても学べます。ぜひ、イギリス英語の世界にじっくり浸っていただければ幸いです。