ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.75_2019年08月号 試読

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多聴多読マガジン Vol.75_2019年08月号 試読

14 2019 AUGUSTTAGAKI10まず「自分の気持ちを決めること」が、TAGAKI 10 の大きな目標です。例えその話題について今まで考えたことがなくても、その話題を拒絶するのではなく、自分が日頃考え、感じていることをとにかく書いてみましょう。トピックについて自分の気持ちを短時間で整理し、表現できるようになることが大切です。自分の気持ちが定まったら、いよいよ10 語前後の英文をたくさん書いていきましょう。英語を書くのに慣れていないと始めは「ああ面倒くさい」と思うかもしれませんが、初めの5 回を過ぎたら楽になるのでがんばりましょう。英語学習において書くことのメリットは「すべての記録が残る」ことです。スピーキングは手元に記録が残らないため、自分の進歩がいまいちよくわかりません。しかし、書いたことはすべて記録に残るので復習も簡単で、自分の進歩も目で確認することができます。「 明日行く?」「行く!」のように、日本人は日頃、往々にして単語だけでコミュニケーションを成立させています。お互いに通じていれば主語を省きますし、時には動詞すらも省きます。しかし、そのような主語や動詞を省いた表現は基本、英語ではしません。英語は単語ベースではなく、文単位で表現してください。TAGAKI 10 では10 語(10 words)前後の文を最小単位として、10 語前後の文で表現する習慣を身につけることをめざしましょう。それでは、まずは右ページで挙げたトピックについて考えてみてください。Sample Sentences のA、B、C の文を読み、Words and Phrases を見てなるべく早くどれを書くかを決めましょう。音声も聞いてみてください。どれを書くか決めたら、p.16 の指示に従って英文を書きましょう。書き終えたら、今度は書いた文をひとつずつ選んで、見ないで書きましょう。最後に、書いた文を覚えて声に出してください。自分の気持ちを即断即決する。10語前後の英文をたくさん書く。英語は単語ベースでなく、文単位で表現しよう!【今回の目標】監修:松香洋子 構成:編集部