ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.75_2019年08月号 試読

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多聴多読マガジン Vol.75_2019年08月号 試読

2019 AUGUST 13どちらもインプットを測るもので、アウトプットは後回しでした。しかし、TAGAKI は、自分で「考えて→書く」までがインプットで、「書いて→伝える」までがアウトプットです。インプットは、始めは見本の英文を写して書く、マネして書くのが中心です。アウトプットは、自分が書いた英文をもう一度見ないで書く、自分が書いた英文を見ないで伝えるという段階です。つまり、TAGAKI はインプットからアウトプットまでの距離が近いわけです。TAGAKI では、それを書き写せば間違いが出ないように例文やヒントをたくさん与えて足場かけをしています。そうすることで、より正しい、通じやすい英文が書けるように誘導しています。そのため書き写しも多くなっていますが、自由に書いてもらう箇所を限定することで添削しない英作文を可能にしています。正しい例文を基にして英語を書くので、英語を話すときも間違いが起こりません。安心して話すことができます。TAGAKI に出てくる英文は、日本人の学習者がつまずきやすい、a がつくか、the がつくか、数えられる名詞か数えられない名詞かといった問題はすべて徹底的にチェックした上で、解決してあります。TAGAKI の本を出版してわかったのはやはり、「話すのは楽しい」ということです。TAGAKI では、例文やヒントを手本にして書けば、正しい英語が書けることをある程度保証していますから、添削の必要がありません。また、例え英語のレベルが異なる者同士でも、同じ話題で盛り上がることができます。ぜひ、たくさん書いて、どんどん話してください。松香洋子 Yoko Matsuka玉川大学文学部英米文学科、早稲田大学英語学専攻科卒業、カリフォルニア州立大学大学院修了。オランダユトレヒト大学客員研究員として英語教育を研究。現在、株式会社mpi 松香フォニックス名誉会長、J-SHINE 小学校英語指導者認定協議会理事、放送大学教員免許更新講習講師。日本に初めて本格的にフォニックス教育を導入、松香フォニックス研究所を設立。長年にわたって「音声から文字へ」という主張をくり返してきたが、次の段階として「文字から音声へ」の必要性を実感し、2018 年にTAGAKI(多書き)を提唱(特許出願中)。例文の書き写しや単語・フレーズの入れ替えといった助けを借りることで、添削しなくても自力で英作文ができる画期的な学習法を確立した。TAGAKI の長所は、話題を全員で共有できること特集TAGAKI(多書き)のすすめたくさん書けば、どんどん話せる!※今回の特集はmpi 松香フォニックスの教材『英語、書けますか ?TAGAKI ?(多書き)のすすめ?』および『TAGAKI ? 10 ~ 50』( p.9 に表紙写真を掲載)から例文などを抜粋し、独自に再構成したものです。より詳しく知りたい方はこれらの教材をご参照ください。