ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.74_2019年06月号 試読

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多聴多読マガジン Vol.74_2019年06月号 試読

2019 JUNE 99① Q:性格的に言うとロキは予測を働かせられる計画的な人物です。一方で(マイティ・)ソーは抑えの利かない衝動的なところのある人物です。これはやはりバランスを取った配役だったのでしょうか。②トム:違うと思うんですけど、よくわかりません。つまり実際のところクリスは落ち着いた冷静なやつで、ぼくは多分すこしばかり抑えの利かない衝動的なところがあるんです。彼と比べて、あらゆる意味合いでね。③でもぼくらは役柄を演じているわけです。べつの性格のなかに宿るたのしさというか、それは実人生のなかでは行くことのできない感情的な場所に行くことができるということなんです。④そう、奇妙な感じですよ。ぼくには兄弟のような感覚がなぜ働くのか説明できないけど、ひとつだけ言えるのは、相手を本当に好きであれば意地悪を働くのがずっとラクだということです。もし相手とぼくが仲が悪かったら、スクリーン上で競ったりたがいに悪さを働きあったりするのはずっと難しくなるだろうと思うな。それがぼくの体験したことです。語注calculated: 計算された、結果を予測した/ impulsive: 衝動的な、直情的な/ replicate: 再現する、複製する/ offset: 相殺する、弱める/ Chris: クリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth) ☆映画の中でマイティ・ソーの役を演じた/ centered: 落ち着いた、冷静な/ inhabit: 住む、宿る/ weird:神秘的な、不気味な/ nasty: 意地の悪い、たちの悪い映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を記念して、同シリーズに登場するマイティ・ソーの弟、ロキ役で出演する英国の俳優トム・ヒドルストンが過去、映画『マイティ・ソー』(2011 年)出演時に語ったインタビューを蔵出し掲載。テイラー・スウィフトがアジアツアーを行った際にバックステージで行われたインタビューも併せて掲載します。cGage Skidmore /?CC BY-SA 2.0Comic Con に登壇するトム・ヒドルストン(2017 年)