ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.73_2019年04月号試読

ページ
41/46

このページは 多聴多読マガジン Vol.73_2019年04月号試読 の電子ブックに掲載されている41ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

多聴多読マガジン Vol.73_2019年04月号試読

 2019 A9RIL 121【訳】クリス:(疲れた声で)ハロー。エリ:ハイ。エリよ。マリアの友達の。私たち、先日電話で話したけれど、部屋のことで来たの。クリス:ああ。君が来るのは明日だと思ってたよ。ええと……大丈夫。上がってきて。2 分後、クリスのマンションのドアのところで。クリス:ええと、散らかっていてすまないね。いつもこんな風なわけじゃないんだ。昨日はぼくの誕生日で、何人か友達を家に呼んだんだ。エリ:心配しないで……。かなりすごいパーティだったみたいね。クリス:まあね。じゃあ、家を案内させて。こちらが居間、ここを通るとキッチン、右側がぼくの部屋……、あのドアは屋根のテラスに通じている。廊下の端にバスルームがある。バスルームはひとつしかないんだ。だから(引っ越してきたとしたら)バスルームは一緒に使わないといけない。それって大丈夫?エリ:うーんと、ええ。大丈夫だと思う。クリス:そして、これが君の部屋。エリ:あら。ええっと、こぢんまりとしているわね(笑)。クリス:ああ。残念ながらちょっと小さいよね。でも、ここからのセントラル・パークの眺めはすばらしいんだ。エリ:あああ! 何かが私の足にふれた。クリス:それは僕が飼っている猫のFluffy。猫アレルギーはないよね?エリ:ない、ないわ。私、猫大好きなの。ハロー、フラッフィー……(しゃがんでフラッフィーをなでようとする)。フラッフィー:ミャオ!(エリを引っかく)エリ:あ痛!リスニング、シャドーイングのためのなま素材日本語訳:編集部語注have friends over: 友達を家に呼ぶ/ bathroom: バスルーム(トイレ付きの浴室)/ cozy: こぢんまりした/ brush against: ~に軽くふれる/ bend down: しゃがむ/ pet: ~をなでる この表現に注目!would have to… : ~しないといけなくなるかもThere’s only one bathroom... so we’d have to share.の部分は、There’s only onebathroom so If you moved in, we’d have to share a bathroom. を短くしたものです。Ifyou moved in...(仮にもし引っ越してくるのなら~)という仮定法が使われています。実際に起こるかどうかが不確かなとき、実現性が疑わしい仮の話をするときによく使われます。1. A: How much would I have to pay if I moved into the apartment?  仮にマンションに引っ越すとしたら、私はいくら払わないといけないの?  B: You’d have to pay two months rent in advance.  事前に2ヶ月分の家賃を払わないといけないよ。2. A: If I broke something, would I have to pay for it?  仮にもし何かを壊したら、それを弁償しないといけない?  B: Yes, you’d have to pay for it!  そうだね。君はその分のお金を払わないといけないね。3. A: If the apartment owner returned from abroad, would we have to move out?  仮にもしマンションの家主が海外から帰ってきたとしたら、私たちは立ち退かないといけない?  B: No, we wouldn’t have to move out.  いいや。ぼくらが立ち退く必要はないよ。Track23