ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.71_2018年12月号 試読
- ページ
- 19/32
このページは 多聴多読マガジン Vol.71_2018年12月号 試読 の電子ブックに掲載されている19ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 多聴多読マガジン Vol.71_2018年12月号 試読 の電子ブックに掲載されている19ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
多聴多読マガジン Vol.71_2018年12月号 試読
Track 29 2018 DECEMBER 63#03 My Father’s DragonMy Father’s Dragon(邦題『エルマーのぼうけん』)は、Ruth Stiles Gannett 女史による3 部作の最初の物語です。2 作目Elmer and the Dragon(『エルマーとりゅう』)、3作目The Dragons of Blueland(『エルマーと16 ぴきのりゅう』)と続きます。9 歳の勇気ある少年が可哀相な竜の子どもを助けようとする冒険物語です。語り手の父親(my father=Elmer)が少年だったときの話として書かれているので、子どもからみると、my father’s dragon というわけです。主人公Elmer(=my father)は、通りに住んでいる年取った野良ネコに同情し、自分の家に連れていきますが、ネコ嫌いの母親にこっぴどく叱られます。がっかりしたElmer は、「大人になったら飛行機に乗って、どこでも好きなところへ行きたい」と話します。ネコは「子どものうちから飛べる方法があるよ。囚われの竜の子どもを助ければいいんだ」と教えます。その話を信じたElmer は、家出をして、竜の子どもを助ける旅にでます。本誌では、第1 章、2 章を掲載しています。1948 年にアメリカで出版された物語ですが、それから70 年たった今も子どもたちに愛され続けています。また、日本では、1997 年にアニメ化されたほか、人形劇団プークが人形劇化しています。とてもワクワクする冒険物語です。文章も読みやすく、挿絵がたくさんあるので、多少わからない単語があっても、辞書無しで最後まで読めるでしょう。続きを読まれたい方は、ぜひ、原作を購入して続きを読んでみてください。(古川昭夫/ SEG 多読教室主宰)Written by Ruth Stiles GannettIllustlated by Ruth Chrisman GannettCopyright c 1948 by Random House, IncCopyright renewed 1979 Ruth Stiles Gannettand Ruth Chrisman GannettTrack29-31本誌に掲載されている語数1430 語1分間に話される語数(WPM)約170 語読みやすさレベル(YL)3.0-3.8リスニングレベル(LL)3.7エルマーのぼうけん*本誌付属CDの朗読音声は、コスモピア編集部で独自に作成したものです