ブックタイトル多聴多読マガジン2017年8月号 試読

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多聴多読マガジン2017年8月号 試読

20 2017 AUGUST達人に聞く!2このオール日本語の段階は言わば「答え合わせ」です。答え合わせにあまり時間をかけたくない方は、ここを2 倍速などで見るというのもアリです。この「答え合わせ」は、感覚的にそして時間をかけずにスピーディにできるところがポイントです。両方日本語にして2 回目を見てみるだけで、「そうそう、確かにそんなこと言ってた!」と思えば英語が聞き取れていたことになりますし、「え、そんな話をしてたの?」となれば英語が理解できていなかったということが瞬時にわかるわけですね。最終の第3 段階では「英語音声・英語字幕」にして見ます。この段階では英語字幕が出てくる度に一時停止して字幕を読みます。出てきた英文を解釈・分析し、その英文が第2 段階に出てきた日本語の意味になることを確認し、英文の意味とニュアンスを理解する段階がここになります。そして英語のセリフで自分が記録しておきたいと思うものをエクセルなどのデータベースに入力します。英語のセリフそのものを書くことに加え、単語やフレーズの意味、使われている文法事項や、「感謝」「謝罪」「依頼」「抗議」などそのセリフが使われている「状況」もメモしておくとよいでしょう。入力の際には、「英会話で実際に自分が使ってみたいと思うもの」を積極的に記録するようにしましょう。この学習法を始めたばかりのときは、とにかく何でもかんでもメモしてみたくなるかもしれません。しかし、それをしていると、データベースに入力することそのものが目的になってしまいますし、たくさん入力したという作業だけで勉強した気になってしまう恐れもあります。海外ドラマを英語教材にして英語を学ぶ利点のひとつは「本物の生きた英会話が学べる」ことですから、自分もネイティブのような英会話をしてみた自分が使ってみたい英語表現を仕入れよう!わからないことがあっても落ち込まないこと!(南谷さん)