ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.61 2017年04月号試読

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多聴多読マガジン Vol.61 2017年04月号試読

2017 APRIL 25特集 始めよう! 英語多読乗り越えるべき、多読の4 つの「壁」5000 語の「壁」1 万語の「壁」1時間以上読む、集中力の「壁」未知語の「壁」まずは30 分読み続けるスタミナを! 1冊が5000 語の本を50 分で読み切ることが最初の目標です。しかし、最初から50 分集中して読むのは意外に難しいものです。まずは30 分集中して読めるスタミナをつけましょう。そうすると、話がもう盛り上がっているので、内容に引き込まれれば、知らない間にもう30分くらいなら続けて読めてしまいます。 最初は、1000 語の本を連続4 冊、次は2000 語の本を連続2 冊、そして3000 語の本を1冊……と、徐々にレベルアップし、5000 語の本の壁を乗り越えましょう。「これだっ」と思う本を読もう! 1冊1万語くらいになると、読み切るのに1時間以上かかってしまいます。普段の生活の中で、忙しいと1回で読み切ることは難しいかもしれません。日本語の読書では、1冊の本を2 日以上かけて読むこともそれほど珍しくないでしょう。英語も同じです。2 回以上に分け、内容を忘れずに読み続けられる力が必要です。 1万語の本に挑戦する場合は、特に選書に注意しましょう。タイトルだけでなく、本の裏面の紹介文などのあらすじを読み、「これだっ!」と思える本で1万語レベルの本の壁を越えましょう。多読体力を少しずつつけよう! 1時間以上、集中して英語の本が読めるようになるには、まずは、短めの本を複数冊、連続して読んで、1時間読むことができる「多読体力」を身につけましょう。 最初から、1時間を目指すのではなく、30 分、40 分、50 分……と、少しずつ読む時間を増やしていきましょう。 最初は、少し物足りないくらいで止めておくのも大切です。明日の多読が待ち遠しくなります。本の世界に入り込むことができるかどうかも重要な点です。1冊の語数が長めの本は、特に選書に注意しましょう。曖昧さへの耐性をつけよう! 自分の知らない単語、未知語に遭遇したときは、前後関係や、挿絵などから推測できるようになることが基本です。 ただ、未知語との遭遇に対し、どれくらい不安になるか、どれくらい気になるかは、人それぞれです。曖昧さへの耐性が関係しています。 自分のレベルに合った本を読んでいるのに、1単語でもわからないと気になって、止まってしまう方は、付属CD などオーディオを使って聞き読みをしてみましょう。CD が進んでしまうので、1語に執着していては追いつけないため、立ち止まらず読む練習ができます。