ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.59 2016年12月号 試読
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多聴多読マガジン Vol.59 2016年12月号 試読
14 2016 DECEMBER 結論を述べた後は理由を挙げます。誰かの結論を聞いた時、人は「なぜ?」と感じます。すぐに理由を挙げることで、相手はあなたの考えをすばやく理解することができます。理由? It’s delicious. おいしい。 ⇒ 味覚面理由? It’s refreshing. スッキリする。 ⇒ 精神面理由? It’s healthy. 健康に良い。 ⇒ 身体面 理由の数は3 つくらいが適当です。ひとつふたつだと相手は「それだけ?」と感じますし、4 つ5 つだと「もういい」と思います。つまり、3 つは少なくも多くもなく「ちょうどいい」数字です。テーブルは足が3 本あれば安定しますし、矢は3 本束ねると折れにくくなります。 3 つの理由を作るコツは、それぞれを「別の視点で考える」ということです。理由は結論を支える柱です。3 つの異なる視点から支えることで、結論はより強化されます。 また、理由を考える際は、(3 つと限定せずに)初めになるべく多くの理由を列挙してみましょう。その中から、最も効果的と思われるものを厳選してください。相手や状況によって、選ぶ理由を変えることもできます。例えば、ここでは以下のような理由も考えられます。It’s relaxing.(くつろげる)It generates good ideas.(良いアイデアが浮かぶ)I can enjoy it hot or cold.(ホットでもアイスでも楽しめる)There are various ways to brew it.(さまざまな淹れ方がある)There are many coffee shops in town.(町中にコーヒー店がある)理由を3 つ挙げる!【基礎編】