ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.55 2016年04月号 試読

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概要

多聴多読マガジン Vol.55 2016年04月号 試読

特集?今こそ、英語多読ほかのシリーズに切り替えましょう。例えばFoundation Reading LibraryLevel 1~3(FRL1~3→p.11)、Cynthia RylantのHenry and MudgeシリーズやMr. Putter and Tabbyシリーズなど(→p.29)が候補です。Chapter 4 10~30万語GRを聞き読みして和訳グセから卒業!絵本で10万語を読むと、使用する語彙に制限のあるGRのStarterレベル(→p.25)はやさしく感じるでしょう。さし絵の魅力が乏しく、文字が小さく、ストーリーが単純といったGRの小さな欠点には目をつぶり、短くても独立した物語を読み切る経験を積みましょう。CDや朗読音源が手に入る場合は聞き読みも試してください。途中でポーズを入れずに最後まで聞き、朗読のペースに合わせてテキストを読みます。朗読はペースメーカーとして利用し、テキストを見て内容を把握します。朗読のペースで聞き読みすると返り読みや構文解析を防ぎ、つい和訳してしまうクセから卒業するのに役立ちます。Chapter 5 30~100万語6,000語以上の本に挑戦!30万語を超えると、長さ4,000~6,000語のGR(→p.27)を楽しめるようになります。起承転結のあるストーリーも増え、物語を楽しめる作品も増えてくるでしょう。豊富な図書から選べる場合は、裏表紙に書かれたあらすじやジャンル表示を参考に、好みのジャンルやストーリーを選んでみてください。お気に入りの作家の作品も、読みやすく感じるでしょう。週末を利用して一冊を(休憩なしに)イッキに読むことにも挑戦してみてください。読書量とともに、疲れずに読める時間も長くなってきます。6,000語のGRを楽しめるようになったら、児童書(→p.29)も読んでみましょう。単調な言い回しをせざるをえないGRに対し、より豊かな表現、魅力的な登場人物との出会いがあるでしょう。知らない単語(未知語)や表現を気にせず、文脈の把握を重視して物語の展開を追いかけましょう。児童書はGR以上に好みの影響が大きいので、お気に入りの作品や著者を見つけることも大切です。未知語が気になる人は「GRよりも低いYLの児童書を読む」、「GRと児童書を取り混ぜて読む」など、読み方を工夫してみましょう。*1コスモピアHP「多読用図書が読める地域別図書館リスト」(www.cosmopier.com/library/)*2 SSS英語多読研究会HP(www.seg.co.jp/sss/information/class_annai.html/)2016 APRIL 17