ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.54 2016年02月号 試読2

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概要

多聴多読マガジン Vol.54 2016年02月号 試読2

リスニング、シャドーイングのためのなま素材音声を聞きながら、次のステップに沿ってシャドーイングしてみましょう。シャドーイングの3ステップ完了したらSTEPにチェックを入れましょう。STEP 1【リスニング(マンブリング)】まずはテキストを見ないで、一度聞いてみましょう。全体の意味を漠然とつかみ取る感じで構いません。余裕があれば、音声を聞きながら口の中でブツブツとつぶやく「マンブリング」を取り入れてみましょう。STEP 2【シンクロ・リーディング】あまり聞き取れなかったときや知らない単語が多かったときは、テキストを確認して内容を理解しましょう。その後、CDで音声を聞きながらテキストを音読します。遅れずについていくことと音の強弱やイントネーションをつかむことが大切です。STEP 3【シャドーイング】テキストは見ないで、音声を聞きながら、できるだけ正確に英語で再現しましょう。音声がある程度聞き取れてきたら、意識を意味に向けてみましょう。*プロソディ・シャドーイング、コンテンツ・シャドーイング正確な音声の再現に焦点を当てて練習するシャドーイングを「プロソディ・シャドーイング」、意味内容に意識を向けて練習するシャドーイングを「コンテンツ・シャドーイング」と言います(115ページ参照)。Extra【リプロダクション】シャドーイングに慣れないという方は、Track 31やTrack 33などのポーズ入り音声を使って、テキストは見ないで意味のまとまり(チャンク)単位で聞き取り、ポーズの間に発音しましょう。【訳】多くの映画評論家が『007スカイフォール』をジェームズ・ボンド映画シリーズの最高傑作としています。しかし最新作『007スペクター』がその称号を脅かす強敵となりそうです。『007スペクター』は新領域に踏み込んでおり、評論家たちは高い評価を与えています。イギリス人俳優のダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドとして戻ってきました。監督はアメリカ人の(編集部注・正しくは英国籍)サム・メンデスです。メンデスは『007スカイフォール』も監督しています。最新作でボンドは以前からの敵を追って個人的な旅に出ます。『スカイフォール』で、ボンドは自分にとって大切な多くのものを失いました。ボンドが敬愛する諜報機関の長官“M”もそのなかにいました。ボンドはメキシコシティからローマ、オーストリアの山の上、タンジール近郊の砂漠へと旅し、最後にロンドンに戻ってきます。ボンドはクリストフ・ヴァルツ演じる最大の敵フランツ・オーベルハウザーを追い続けます。日本語訳:編集部2016 FEBRUARY 117