ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.54 2016年02月号 試読2
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多聴多読マガジン Vol.54 2016年02月号 試読2
ExtraThe Story of AITechnologyc iStockPhoto/joruba読みやすさレベル(YL)2.0-2.2総語数333語Text c 2015 CosmoPier PublishingCompany, Inc.本作は、コンピュータプログラムで造られた人工知能について、本誌編集部が書き下ろしたノンフィクションの読み物です。2014年にソフトバンクから発表された人型ロボットPepperは、人の感情を読み取ることで、人間らしい会話ができます。一般向けに発売したところ、すぐに売り切れる人気となりました。人型ロボットは、見た目の親しみやすさからも、今後多くの家庭に入ってくるかもしれません。人型ロボット以外にも、スマートフォンでは音声で情報検索をしたり、機能を実行させたりするために、人工知能が使われています。AppleのSiriは、話しかけられた言葉の意味を分析して結果を返すだけでなく、人間のようなユーモラスな受け答えもするので、使っていて親しみを感じることがあります。空撮などに利用される無人航空機Droneは、荷物の無人配送など人工知能を使った便利な利用方法が検討されています。しかし制御できなくなったDroneの落下事故が起きたり、故意に首相官邸に落下させた犯罪が発生するなど、ニュースが絶えません。人工知能を使ったロボットやサービスが増えれば、生活が楽しく便利になる一方で、それが悪用されたり、人間の仕事が減ったりする危険性も増えるかもしれません。私たち自身が、人工知能の正しい使い方をよく考え、うまくつきあっていく必要がありそうですね。(吉岡貴芳/豊田高専教授)64 2016 FEBRUARYこの作品の音声はCDに収録されておりません。mp3音声がコスモピアクラブより無料ダウンロードできますのでご利用ください。http://www.cosmopier.net