ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.53 2015年12月号 試読
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多聴多読マガジン Vol.53 2015年12月号 試読
特集|通じる英語5つの鉄則解答例Track08?(解答例)I’m sorry I can’t help you. I’m busy right now.まずは「今、(あなたを)お手伝いすることができなくて申し訳ない」ということを伝えなければなりません。それが結論だからです。しかし理由を述べないと、手伝うのが嫌で断っているととられてしまいます。ですから、「忙しくて時間がない」という情報をすぐに付け加えましょう。英語でも、相手に遠慮したり、忙しいのに悪いですね、といった感情を言葉に表します。いきなりI can’t help you.と始めないで、I’m sorryと始めていますね。このように、I’m sorryとか、またはI’m afraidなどを文頭に付け加えると、断っているのにもかかわらず、相手に対する配慮も感じられ、結論を先に言っても感じ悪く聞こえないのです。?(解答例)Please speak louder. We can’t hear you well.まずは「大きな声で話してください」という結論から先に言いましょう。それから、今のままでは「声が聞き取りづらい」ことを補足します。また、文頭にPleaseを置いて表現を和らげています。英語はストレートな言語だとよく言われますが、相手に感じ悪く受け取られないために色々と工夫を凝らすのは、日本語と同じです。I’m sorry... /Excuse me... /I’m afraid... /Please... /Could you...?など、表現の強さを和らげる表現はたくさんあるので覚えておきましょう。?(解答例)Sato-san is a nice person. She helps me a lot.この例も、何を一番言いたいかをよく考えると、自ずとよい英訳にたどり着きます。「よく気がつく」という日本語には、相手の人柄を評価する意味も入っていますので、「佐藤さんはよく私を手伝ってくれる」「彼女はよい人だ」というふたつの情報に分けて英文を作ると上記のような文になります。She helps me a lot.のほかに、過去に色々と助けてくれたのなら、She has helped me on a lot ofoccasions.(彼女は多くの機会に助けてくれました)と言うこともできます。また次のように、先日佐藤さんがパソコンのトラブルを解決してくれたエピソードを具体的に紹介してみてもよいでしょう。Sato-san is very helpful. The otherday, she fixed some problems on my computer.(佐藤さんにはとても助かっています。先日も私のコンピュータ・トラブルを解決してくれました)。このように、具体的に助けてくれたエピソードなどを追加していくと、いっそう会話がふくらみます。ぜひ、こうした応用例も試してみてください。2015 DECEMBER 23