多聴多読マガジンVol.50 2015年6月号 試読

多聴多読マガジンVol.50 2015年6月号 試読 page 10/42

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24 2015 JUNEChapter 2聞き音読のポイント!?【スピード】wpm(p.7参照)の数字だけで比べると、Unit 2よりも遅く見えますが、話を整理するための空白の時間がUnit 2のような朗読音声に比べて長いためです。実際に話....

24 2015 JUNEChapter 2聞き音読のポイント!?【スピード】wpm(p.7参照)の数字だけで比べると、Unit 2よりも遅く見えますが、話を整理するための空白の時間がUnit 2のような朗読音声に比べて長いためです。実際に話している部分のスピードは速く感じられるでしょう。?【声の調子】日本で辛い料理を食べられないということや、オタクが立派な個性であるということを淡々と正当に主張しています。人を説得するような場面で効果的なトーンです。?【間の取り方】即興の割にスムーズに話しています。一方、Sometimes I go / to...、is actually / meant...、really embraces and / makesなどは次の言い回しを考えるために意味上の切れ目でない部分( / )に一瞬の間が入っています。?【イントネーション】香辛料や外国料理の名前や、オタクが夢中になりがちなものの例を挙げるフレーズでは、「/」の直前で語尾を上げて、例がまだ続くことを示しています。?【リズム】全体的にゆっくり話していますが、no matter what...、went on to…、one of the richest...のような定型フレーズはつい通常のリズムで話してしまうようです。この部分で、ふつうの会話リズムに慣れる練習をしましょう。?【音声変化】/t/は通常リズムで話すときに変化しがちな音です。later went on to...では下線部が/?/*という音に変化し「レイラ」のように、went onでは直前の/n/の音の影響を受けて「ウェノン」のように聞こえます。?【発音】Italian food の下線部は唇に力を入れ過ぎないで発音する/?/という弛緩母音ですから「イ」と少し違って聞こえます。また、culture の下線部も/?/という音で、カタカナの「カルチャー」とは少し違って聞こえます。*/?/はフラップ(弾音)と呼ばれ、上の歯のつけ根を舌先で弾くような音を指します。