多聴多読マガジン2月号試し読み

多聴多読マガジン2月号試し読み page 7/40

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2015 FEBRUARY 11特集 ● かんたん英語で日本を案内! おもてなし英会話一方、日本語は逆に「普段のこと(通っています)」も「今のこと(向かっています)」 もどちらも「……ています」となり、時制の使い分けが....

2015 FEBRUARY 11特集 ● かんたん英語で日本を案内! おもてなし英会話一方、日本語は逆に「普段のこと(通っています)」も「今のこと(向かっています)」 もどちらも「……ています」となり、時制の使い分けがありません。このように「何を使い分けて区別するか」も、日本語と英語ではまるで異なるのです。英文解釈の場合は単語の知識だけで読んでも何となく理解できますが、自分から「発信する」場合はそうはいきません。文法と単語だけを考えて自分で「当てずっぽう」で文を作っても、多くは母語の直訳になってしまいます。日本語でも英語でもどんな言語でも表現のパターンがある程度決まっています。苦労して当てずっぽうに作るのではなく、まずパターン・フレーズを覚え、それを組み替えて使いましょう。そのほうが効率的かつ、いい英語になります。「 おもてなし」には「相手を気づかう」ことが欠かせないものだと思います。「思いやりの心」も日本のすばらしい文化のひとつです。あまり一方的に「自分が見せたいもの」を押しつけるのではなく、やはり相手の意向を尋ねることも大事です。わかりやすい言葉で話すことも大切です。おもてなしというと、日本語で考えがちかもしれませんが、シンプルな英語の表現パターンに沿って話すように心がけることも立派なおもてなしです。難しい文法を使って上手な英語を披露したがる方も時々いますが、相手にとっては単にわかりにくいだけです。相手に情報を伝えることがいちばんの目的のはず。必要以上に長い言い回しは相手のためにはなりません!「おもてなし」の真髄とは、相手の身になって話すことではないでしょうか。それでは、いくつかのシンプルで自然な英語表現を使って、日本のすばらしい文化をどんどん紹介していきましょう!するには?ニック・ウィリアムソン Nic Williamsonオーストラリアのシドニー出身。シドニー大学で心理学を専攻。3 年間日本文学も勉強し、日本の文化にも詳しい。在学中にオーストラリアの日本大使館が主催する全豪日本語弁論大会で優勝。SKY Perfect TV の番組の司会やラジオのDJ、英会話の教科書の執筆など、活動の場は幅広い。『ゼロからマスター ネイティブとラクラク話せる英会話』、『中学レベルの英単語でネイティブとペラペラ話せる本』ほか著書多数。http://englishlife.jp/ [英会話教室]http://englishlife.jp/newsletter/ [メルマガ]★メルマガでは毎日、無料で1 フレーズが届きます。英語発想で話すには、パターンを覚えよう!