ブックタイトル本場のイギリス英語を聞く_試読
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本場のイギリス英語を聞く_試読
27マーティン:そうですね、まずクラリッジズには歴史があります。アフタヌーン・ティーというのは、それなりの期待を持って捉えられています。そして、食(文化)というのは、今はどの国に行っても新しくなっていますよね。食(文化)について言えば、世界はとても小さくなったんです。(そういう背景を踏まえると)人々がアフタヌーン・ティーに期待しているのは、クラシックなあり方であり、我々が提供しているアフタヌーン・ティーがまさにそれなのです。(例えば)サンドイッチの具材にもクラシックなあり方が求められており、パンの耳を丁寧にカットし、中に入れる具材は、昔から食べられてきた典型的なものでないといけません。つまり、キュウリ、スモークサーモン、卵が、クラシックな具材なのです。そして(別に付く)、スコーンとクロテッドクリームもそうです。伝統的にはストロベリー・ジャムも付きますが(クラリッジズでは付けていない)。それから、我々のアフタヌーン・ティーのすべての具材や素材、味を俯瞰してみると、すべてがとてもよく吟味されていると思います。つまり、それらの(食材の)コンビネーションにしている理由は、そうするのが一番適切だからなのです。また、ある素材を加えている理由は、その素材のクオリティが高いからです。例えば、そういう背景があり我々はストロベリー・ジャムを使っていません。マルコ・ポーロ・ジェリーを(代わりに)使っています。そして、我々のペイストリーは、当然そうであるべく、素晴らしく美味しいです。ただ、(美味しいだけでなく)アフタヌーン・ティーのペイストリーらしくなければなりません。(形は)小さすぎず、大きすぎず。色も食感にも気を配ります、そして繰り返しになりますが、味は素晴らしいです。a certain expectation:ある一定の期待reinvented: 再定義されたcrusts: パンの耳thought through: 丁寧に吟味されているMarco Polo j e l l y :Marco Polo 社が製造している伝統的な高級ジャム(ジェリー)pastries: アフタヌーン・ティーのケーキ・お菓子類【語注】【訳】■ 理解に役立つ:イギリス豆知識pastry(ペイストリー):アフタヌーン・ティーは基本的に3 種類の食事で構成されていることが多いです。スコーン、サンドイッチ、そしてペイストリーです。ペイストリーは小さな甘いお菓子(ケーキ)の総称です。そのアフタヌーン・ティーの個性が出やすい部分でもあります。c Claridge’sUnit 1 クラリッジズのアフタヌーン・ティー