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6 7英語って楽しいね!子どもたちがどのように英語に触れているのか見てみましょう。英語教室や小学校、家庭や保育園でも英語の歌や手遊び、ゲームなどを取り入れて、子どもたちが、そして指導している先生も「楽し....
6 7英語って楽しいね!子どもたちがどのように英語に触れているのか見てみましょう。英語教室や小学校、家庭や保育園でも英語の歌や手遊び、ゲームなどを取り入れて、子どもたちが、そして指導している先生も「楽しい!」と感じられるような工夫がいっぱいです。社会福祉法人あけぼの保育園では週に1 回、英語で遊ぶ時間があります。保育園の園長である長林先生のお考えで、子どもたちの遊びの一貫として英語を取り入れているのです。英語のお勉強するのではなく、マザーグースのメロディや韻を踏む音遊びなどを扱います。ですから子どもたちも大よろこびで参加します。金子淑恵先生は、特に小さい子どもにはやっぱり英語のリズムと音楽のメロディを一番に感じて無理なく英語に触れてほしいと言います。また、保育園の英語活動の一環として親子クラスと課外クラスも併設されています。(→ p.54 で手遊び歌を紹介している金子淑恵先生が指導されている保育園)母語が日本語の子どもたちに英語で生活する環境を提供するプリスクールがあります。家庭では日本語を話している子どもたちも、プレイグループに足を踏み入れると自然と英語の環境に順応します。もちろん最初からすべて英語でコミュニケーションをとるのは難しくても、徐々に英語を口にすることに抵抗がなくなり、絵本の読み聞かせを聞いたり、英語でゲームにも参加します。 (→ p.98 プレイグループ木場校)授業がはじまると、子どもたちは歌詞も見ずに、英語の歌にジェスチャーをつけて楽しそうにそしてすらすらと歌をうたいはじめました。アレン玉井光江先生の考案したジョイント・ストーリーテリングの授業では、ストーリーに対して、歌や読み聞かせ、発話などの活動を数カ月かけて行い、最終的には子どもがそのストーリーを歌で再話できるようになることを目指しています。(→ p.100 品川区立小山台小学校)英語を母語とする子どもたちも、正しいスペルで文字を書き、それを正しく発音するためには時間がかかります。5 歳からの幼稚園では、最初に音を聞き、次に文字を学び、文字を書き、それらの下準備ができてから少しずつリーディングに慣れていくというステップがあります。文字を学ぶ活動では、YouTubeの動画を大画面に映して英語の文字の名前と音を学びます。(→ p.108 アメリカの子どもたちのアルファベットの覚え方)フォニックスを日本で最初に取り入れたmpi 松香フォニックスが主宰するmpi English School 本部校英語教室では、約1 時間の間に歌、ダンス、スキット、Bingo ゲームなど先生と生徒がワイワイとした雰囲気で活発に英語のやりとりが行われます。アルファベットには26 文字しかありませんが、この26 文字が作り出す音のパターンは日本語よりもはるかに複雑です。レッスンでは子どもたちがフォニックスのルールをもとに、無理なく英語の音と文字に親しめる工夫が至るところに見かけられました。(→ p.96 mpi 取材記事)保育園でプリスクールでも英語教室でアメリカでも小学校で週に1 回マザーグースで遊んでいます!先生とお友だちとたくさん遊ぶ音→文字→リーディングの規則正しいステップみんなが知っているストーリーを歌にして学ぶ英語の授業音と文字をスムーズに結び付けるための工夫がいっぱい歌をうたいながらプリントの上にあるドットとマップをなぞります。歌に合わせて、歌詞の頭文字をポイントしていきます。机に座ってワークブックをこなすだけではありません。「英会話たいそう」をしながら、体全体で表現を覚えていきます。1日のスケジュールには読み聞かせの時間もしっかり組み込まれています。先生が言うアルファベットのカードをとってね。a、n、g、r、y ! 先生がものすごいスピードでスペルを言うと生徒はサッと並べます。ストーリーを基にした歌に手話をつけながらうたいます。基本は音から。単語を覚えるために、まず自分で意味を予測をして、次に辞書を引き、そして自分で文をつくるというステップがあります。親子クラスでは体を使って、歌を表現。