たくさんキクヨム中国語 page 27/30
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139初中級★★ 桜は日本の誇りです。日本に行く人が、日本に着く前に真っ先に思い浮かべるのは桜であり、行った後もやはり、まず桜のことを語ろうとします。もし夏から秋の間に日本を訪れたならば、日本の友人たち....
139初中級★★ 桜は日本の誇りです。日本に行く人が、日本に着く前に真っ先に思い浮かべるのは桜であり、行った後もやはり、まず桜のことを語ろうとします。もし夏から秋の間に日本を訪れたならば、日本の友人たちは残念そうに「桜の季節を逃しちゃいましたね」と言うでしょう。冬に行ったならば「もう少しここで過ごして、桜を見てからお帰りなさい」と引き留めるでしょう。総じて、桜は「瑞雪の霊峰」富士山と同じく、日本のシンボルなのです。 私が桜を見たのは、少なく見積もっても数十回になります。東京の青山墓地、上野公園、千鳥ヶ淵に、京都、奈良……、雨の中、霧の中、月の下……と桜を見てきました。日本にはどこにでも桜があり、数百本の木を有する場所もあれば、道端や水辺にひっそりと1、2 本といった所もあります。春、日本は満ち満ちた桜の雰囲気にどっぷりと浸かっているのです。 文学作品なので、文字を追えばわかりやすいものの、音だけだと難易度が高く感じられます。“富士山”、“青山墓地”、“上野公?”、“千?渊”、“京都”、“奈良”などの日本の地名にも慣れましょう。 “在?京的青山墓地看,上野公?看,・・・”のくだりは「;」記号でフレーズが列記されています。様々な場所で見かける様子が列挙されていて、リズムとポーズが難しいところですが、おいてきぼりをくわないようにてきぱきとシャドーイングしてみましょう。 高い山の枕詞である“瑞雪?峰”も言えるようになるといいですね。 最後の“春天在日本就是?浸在弥漫的?花气息里!”の一文は、文学者的な感嘆が表現されています。この文をわがものにできたら、より高度な中国語を操れるようになりますね。ファイトッ!ワンポイント・アドバイス訳桜を謳う● ?傲:誇り● 未:まだ?ない(書面語)● 首先:真っ先● 想起:思い浮かべる● 若:もし(書面語)● ?惜:残念そうに。惜しむ● ??:逃がす。(機会を)失う● 挽留:引き留める語注● ?而言之:総じて● ?:霧● 到?:どこにも● ?:混み合う● 悄然:ひっそりと● ?浸:浸かる● 弥漫:満ちる● 气息:息吹。雰囲気