ブックタイトル改訂新版_子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本_試し読み
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改訂新版_子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本_試し読み
21第1 章 まずはかっちりと基本情報世帯主の職業は弁護士、開業医といった専門職の自営業者に偏りがちです。芸能人の子どもが多く通っていることは、よく知られている事実です。少数ながら、海外の企業に所属し、駐在員の立場で日本へ赴任する日本人もいます。彼らは「海外駐在員とその家族」という扱いなので、所属の企業から学費や家賃の補助を受けて生活します。インターナショナルスクールの保護者の中には海外からの帰国子女も含まれますが、大多数ではありません。暮らしぶり同様、日本人保護者たちの英語力も実に多様です。●転入・転出インターナショナルスクールは、生徒の転入・転出が目立って多い学校です。海外から派遣される駐在員は、二年、三年といった契約で来日しますので、勤務地が変わるたびに子どもが出入りすることになるのです。選択肢が複数ある地域では、「学校との相性」「カリキュラムの好み」といった理由で、生徒(駐在員家庭とは限らない)がインターナショナルスクール間で転校するケースも見られます。大多数の家族が新学期に転入、年度末に転出という形を希望しますが、企業や家庭の事情もからみますので、学年の途中での移動も起こりえます。