ブックタイトル改訂新版_子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本_試し読み

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改訂新版_子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本_試し読み

14て行くものです。世の中を見渡せば、人々の暮らし方は実に多様性に満ちています。食事をする道具ひとつとっても、二歳や三歳から箸の使い方を覚える民族がいる一方、箸を持つという経験をせずに生涯を終える人もいくらもいます。「深いお辞儀を繰り返す」という行為を丁寧ととらえるか卑屈ととらえるかは、文化的な背景によりけりです。宗教観がからめば、価値観の違いは更に複雑化します。多民族の集合体であるインターナショナルスクールでは、「違うのが当たり前」が共通認識ですから、出る杭を見つけても、まずは静観。誰もいきなり叩きはしないものです。とはいえ、インターナショナルスクールだって夢の花園ではありません。「まいっちゃうなあ」と思うことも多々経験します。「隣の芝生は青いもの」とはよく言ったもので、運良くインターナショナルスクールに入れたとしても、時には「普通の日本の学校に通わせていたら、こんな苦労はしないのに」なんて肩を落とすこともあるのです。ここで述べた話が実際にどんなことなのかは、これからたっぷりご紹介いたします。