ブックタイトルロアルド・ダールが英語で楽しく読める本 試し読み

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ロアルド・ダールが英語で楽しく読める本 試し読み

89Charlie and the Chocolate Factory 第4 章 また、比喩表現でよく使われるas though(as if)も、「まるで~であるかのように」だと覚えておくとよいでしょう。例えば、場面①の終わりのほうに、こうありました。 There was a peculiar floating sensation coming overhim, as though he were floating up in the air like aballoon. His feet didn’t seem to be touching the ground atall. a peculiar floating sensation は「おかしな浮遊感(浮いているような奇妙な感覚)」で、この部分をas though 以下でさらに説明しています。he were floating up in the air(彼は空中に浮いていた)、like a balloon(風船のように)と書かれています。he wereとwere が使われているのは、as though 以下が仮定法だからです。 続けて、His feet didn’t seem to be touching the ground atall. と書かれています。「彼の足はまったく地についているようには見えなかった」、つまり「彼の足はまったく地についていないかのようだった」と、ここではseem を用いた比喩になっています。 as though やseem によって、チャーリーのまさに「夢心地」といった感覚が、巧みに描写されていますね。会話を正確に読むために 会話文では、当然のことですが、誰が話しているセリフなのかをきちんと理解する必要があります。次の箇所を読むとセリフが二つに分かれていますが、それぞれ誰のものでしょうか? The shopkeeper put Charlie’s change on the counter.‘Take it easy,’ he said. ‘It’ll give you a tummy-ache if youswallow it like that without chewing.’