ブックタイトル表現英文法【増補改訂第2版】試し読み

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概要

表現英文法【増補改訂第2版】試し読み

33● 不可算形を使う慣用表現の同語反復の例day after day 来る日も来る日も、day by day 日に日に、arm in arm 腕を組んで、face to face 面と向き合って、back to back 背中合わせで、inch by inch 少しずつ、shoulder to shoulder 肩と肩を寄せ合って、see eye to eye 意見が一致する、smilefrom ear to ear 口を左右に大きく開けて笑う、door to door ドアからドアへ、from endto end 端から端まで、from cover to cover (本の)最初から最後までただし、an eye for an eye(目には目を)のような成句もあり、同語反復的な成句内での無冠詞は例外のない規則ではありません。また、以下のような「群前置詞」の構造の中でも、不可算形が使われる傾向がみられます。●群前置詞で不可算形が使われる例in consequence of… ……の結果として、in consideration of… ……を考慮して、inmemory of… ……を記念(追悼)して、in relation to… ……に関連して、by reason of………の理由で、by virtue of… ……のおかげで、on account of… ……の理由で、in case of………の場合には、in proportion to… ……に比例して、in view of… ……に関して、in light of………の観点で、in favor of… ……に賛成して、by way of… ……を経由して、in connectionwith… ……に関連して、in spite of… ……にもかかわらず§ 5 形が違えば意味も違う「形が違えば意味も違う」は言語についての一般原則です。したがって、この原則は名詞形にも当てはまります。すなわち、不定冠詞を伴う名詞形か無冠詞の名詞形かで意味が異なります。a school (schools)だと「建物としての学校」、schoolだと「教育制度としての学校」がその典型例です。・The city built a school on the hill. 市は丘の上に学校を建てた。・She started school this April. この4 月に彼女は入学した。他にも次のような例を挙げることができます。・I have a radio in my room. 部屋にラジオがある。・They are communicating by radio. 彼らは無線でやりとりをしている。・I did a study on the possibilities of smartphones in humancommunication. 僕は人間コミュニケーションにおけるスマートホンの可能性について研究調査をした。・The question needs more study. その問いに答えるにはより多くの研究活動が必要だ。名詞の文法第1部Chapter 1 ●対象のとらえ方を示す冠詞