ブックタイトル表現英文法【増補改訂第2版】試し読み

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概要

表現英文法【増補改訂第2版】試し読み

25英語では、話し手が思い浮かべる対象がどういうものであるかによって名詞の形(名詞形)が異なります。日本語の表現の仕方と比較してみましょう。● リンゴをひとつください。     Give me an apple.● リンゴをたくさん買ってきてね。 Be sure to buy a lot of apples.●(みじん切りにした)リンゴをカレーに入れよう。 Let’s put some apple in the curry.日本語では、対象が丸ごとのリンゴでも、複数個のリンゴでも、みじん切りにしたリンゴでも、「リンゴ」は「リンゴ」です。しかし、英語では、ここで示した状況でan apple、apples、appleの3つの名詞形を使います。an apple とapples の違いは、指す対象が単数か複数かの違いです。しかし、an appleとappleでは、それぞれが指す対象の形状そのものが異なります。個体としてのリンゴだとan appleで、リUnit 1 不定冠詞か無冠詞か対象のとらえ方を示す冠詞対象をどのようにとらえるかで、名詞には、「不定冠詞がつく(a +名詞)」、「無冠詞(0 +名詞)」、「複数形(名詞+ -s)」、「(単数名詞・複数名詞的に)定冠詞がつく(the +名詞 / the +名詞+ -s)」という形があります。Chapter1名詞の文法第1部中央の写真:WendellandCarolyn / iStockphoto