ブックタイトル多聴多読マガジン 2019年1月号別冊_決定版 映画で英語をモノにする!

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概要

多聴多読マガジン 2019年1月号別冊_決定版 映画で英語をモノにする!

 この記事ではリスニングに重点を置いている。映画リスニングのポイントは、すでに知っている語彙や表現の中に起きてくるリスニングエラーを減らしていくことである。映画を見ていると「ボソボソ」としか聞こえない音の塊があり、文字で確認すると「な~んだ、こんな簡単なことを言っていたのか」と思った経験はないだろうか? この「ボソボソ」を退治していくことが映画を攻略するポイントとなってくる。この「ボソボソ」を意味あるものに復元することをdecoding と呼ぶ。decoding とは暗号や信号を復元するという意味である。自分のdecoding 力を確認することが第一歩になる。 次ページからのシーン 1-6 はアン王女と新聞記者のジョー、あるいはふたりのうちのいずれかが登場するシーンを取り出している。 以下の手順で学習を進めてみてほしい。何をどう学べばいいか①最初に付属のDVD を用いて日本語字幕で全体を視聴し、シーンの意味を把握しておく。そのとき、英語の字幕は見ない。②スクリプトのアスタリスク部分****** をディクテーションする。③アスタリスクが単語や表現の長さを表している。単語ひとつの場合もあれば、センテンスの一部分ということもある。④聞き取れない箇所は何度かリピートしてほしい。3度聞いてもわからなければdecoding できないと考えてよい。⑤英語力のある人は、前後関係や背景知識から推測できることもあるかもしれない。しかし、その場合であっても聞こえた通りに書いてみよう。⑥本レッスンは正答率を問うものではなく、自分のdecoding 力を知るためのものなので、正答にこだわる必要はない。⑦ディクテーションが終わったら正答と比較する。学習の手順85本誌付属DVD の『ローマの休日』のトップ画面