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一生使える英語の基礎をつくる!
多聴多読マガジン 6月号
2014年5月7日発売
CD付き A5判 定価1315円+税
本書の内容
■「多読的音読・シャドーイング」とは?■
「シャドーイングは難しくて嫌い」という学生が多い中で、ひとりの学生がCurious GeorgeをCDを聞きながら楽しそうに読んでいる姿を見て、岡山陽子先生(前茨城大学准教授)は「多読的音読・シャドーイング」を大学の授業に導入しました。
やさしい本をCDを聞きながら大量に音読し、CDのマネをして声に出すシャドーイング。シャドーイングは難しいと嘆いていた学生たちの反応が、いつのまにか「上達の度合いが自分ではっきりわかるので励みになる」に変化しました。今号の特集では、「多読的音読・シャドーイング」のねらい、手順、効果を公開します。
■5分、10分でOK■
ゆっくりめのやさしい洋書を大量に、声に出して読む「多読的音読・シャドーイング」。CDに合わせて、戻らずに読み進むのが重要です。大量にといっても、1回5分でも10分でもOK。疲れてきたら、声を出さない「脳内音読」でもいいのです。その効果は、初見の本でもスラスラと読めるようになる、リスニング力が別次元へ進化する、発音が矯正されると多岐に及びます。 <
●「快読快聴ライブラリ」は6タイトル
[1] Noah's Ark
聖書の「ノアの方舟」のお話をやさしい英語の絵本に仕立てた1冊。つがいの動物たちを乗せた方舟は、40日40夜続いた大洪水を乗り切りました。CDの効果音が雰囲気を盛り上げます。
[2] Nate the Great
大人気の少年探偵シリーズ第1作。ジャズ風の音楽に乗せて、いかにもハードボイルドを気取って登場するネイトですが、好物はパンケーキ、依頼された案件はイヌの絵を探すこと。
[3] The Burglar's Breakfast
主人公はなんと押し込み強盗。でも、腕はイマイチで、今夜の獲物もこわれた芝刈り機と、近所中を起こしてしまいそうなほど騒ぎ立てる鳥だけでした。CDの朗読は臨場感たっぷりです。
[4] David and the Great Detective
オーストリアで出版された中高生向けの英語多読シリーズから。母親にたたき起こされて、あわてて学校に向かう主人公の頭の中では、まだ夢の続きが交錯しています。作品の一部がマンガ仕立てになっており、自然な会話が学べる工夫がされています。
[5] Winner Takes All
良質のサスペンス。懸賞コンテストで豪華客船の地中海クルーズに当選した主人公は、初めてのリッチな体験に舞い上がり、やがて船内のカジノでトラブルに巻き込まれていきます。
[6] Culture Shock in Japan
イギリス人が日本で遭遇した文化習慣の違いを紹介。靴をぬぐことは分かっていても、どこでぬぐのかが分からなかったり、駅に着くのが1分遅れただけで、乗ろうとした電車に乗れないことなどをユーモラスに語ります。
●ワンランク上の「快読快聴ライブラリ+」
A Tale for the Time Being
カナダ西海岸に住む日系人の主人公は、東日本大震災の漂着物と思われる15歳の少女ナオの日記を拾います。
●映画スターインタビュー
Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOが、小学校4年生のときからコンピューターに惹かれた理由や、自分の生き方を探る若い人へのアドバイスなどを語ります。
p.150に掲載の7MinuteEnglishのサイトURLに
誤りがございました。深くお詫びして訂正いたします。
【誤】http://www.7mine.com
【正】http://www.7mine.jp
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