多聴多読マガジンでは、「多読」と「多聴」を英語学習の基本と考えています。多読とは文字通り「たくさん読むこと」で、多聴は「たくさん聞くこと」です。
では「多読」や「多聴」をすれば、英語を話せるようになるのかというと、残念ながらそうではありません。英語を話すためには、英語を「たくさん話す」というアウトプットの訓練が必要になります。
しかし英語をアウトプットするためには、たくさんのインプットが不可欠です。植物が花を咲かせるために根から水をたくさん吸収するように、まずはたくさんの英語をインプットすることが大切です。
そこで本誌では、「たくさん読む」あるいは「たくさん聞く」ための良質な素材を提供することをひとつの方針として掲げ、毎号以下のコンテンツを掲載しています。
この他にも、多読を教える先生方による英語の本おすすめガイドや、ベテランジャーナリストによる英語ニュースのキーワード紹介など、楽しく英語をインプットするための記事が数多く掲載されています。
多聴多読マガジンは毎号特集として、様々な英語の学習ノウハウを提供しています。特集では専門家による解説も豊富に掲載しているため、最初に特集を読むことで英語をどうインプットしていけばよいかのイメージを作ることができます。
「快読快聴ライブラリ」のコーナーでは、出版社様のご協力の下様々な難易度の英語の絵本・リーダーを掲載しています(一部はフルカラーでの掲載)。
ジャンルも様々で、SFや童話、ノンフィクション、コミックなどが掲載されています。普段手の届かないような本も掲載しているため、楽しく英語の本を読むことができます。
全ての本に語数や読みやすさの情報が掲載されているため、自分の好みや実力に合った本がないか、是非探してみてください。
「なま素材(eステ出張版)」のコーナーでは、リスニングやシャドーイングの練習に最適な音声素材を紹介しています。
ジャンルとしては著名人の演説や映画・ドラマ俳優のインタビュー、国際情勢などのレポートが取り揃えられています。
音声のレベル別に、3〜4つの音声素材を毎号掲載しています。やさしいレベルの音声ではシャドーイング学習、スピードが速く音声の崩れも多い著名人のインタビューやスピーチではリスニング力アップのためのトレーニングを提供しています。
著名人のなまトークを多く扱っていますが、大勢の人に向けて発信するスピーチはスピードもゆっくりで、語彙もわかりやすいものが厳選されておりシャドーイングに最適です。
2019年12月号掲載のトヨタ社長・豊田章男氏の英語スピーチはシャドーイングにも、リスニングにも、スピーチ構成のお手本としても特におすすめです!
スターインタビューでは、アメリカ英語、イギリス英語だけでなく、中国出身の監督やオーストラリア英語の俳優なども取り上げていますので、グローバル・イングリッシュに対応する英語力を鍛えることができます。
全てのコンテンツに音声のスピードや音の崩れなどを数値化した情報(LL:リスニングレベル)が掲載されていますので、それを参考に様々な音声を選んで聞いてみてください。
①電子版では、コンテンツの音声再生も手軽にできます。音声が用意されているコンテンツにはページ上に音声アイコンが設置されているため、アイコンをクリックするだけで簡単に英語音声を聴くことができます。
②また、一部の電子版ではエクストラコンテンツも用意されており、より多くの英語コンテンツを楽しむことができます。
2020年4月号からは「eステ出張版」に名前を替え、コスモピア eステーションとコラボして様々なコンテンツを紹介しています。
コスモピアeステーションでは、このコーナーに掲載されたものを含めて約2,000ものコンテンツを利用することができます。
このコーナーでリスニング・シャドーイングをより強化したくなったら、是非コスモピアeステーションもご利用ください。