ブックタイトル女性リーダーの英語 試読

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概要

女性リーダーの英語 試読

15ヒラリー・クリントンアメリカの政治家 1947 年、シカゴ生まれ。ウェズリー大学卒業後、イェール法律大学院でビル・クリントンと出会い、1975 年に結婚。その後、弁護士として活動。 大統領となったビル・クリントンの妻として、1993 年から2001 年までアメリカのファーストレディーを務めた。 2000 年に上院議員となり、2006 年再選。2008 年の大統領選挙における民主党予備選挙では候補者指名を争い、バラク・オバマと歴史的な接戦を繰り広げた。2009 ~ 13 年にかけてオバマ政権下で国務長官を務めた。2016 年アメリカ大統領選挙に出馬し、民主党から大統領候補の使命を受諾。共和党の大統領候補であるドナルド・トランプと争った。 世界をけん引する女性リーダー10人のスピーチのうち、ヒラリー・クリントン氏のスピーチを最初に取り上げます。 Section 1~4は、サンダース氏との候補者争いに勝利し、民主党の大統領候補となることが確実となった勝利演説(2016年)からの抜粋です。 後半のSection 5~7は1995年、北京で開催された国連世界女性会議にヒラリー氏が米国代表団の名誉団長として出席したときの有名なスピーチです。女性解放運動ではいまだに言及されることも多い、記念碑的なスピーチとなっています。 これら2種類のスピーチを比較すると、同じ人が話しているにも関わらず、ずいぶん声のトーンが異なります。Section 1~4の勝利演説では、次期大統領選候補として支持者の連帯と協力を促しているのに対して、Section 5~7はビル・クリントン大統領夫人として国連世界女性会議に参加したときのものですから、スピーチの目的・聴衆・伝えなければならないメッセージが、勝利演説とは大きく異なるからです。p.30に掲載している比較分析も参考にしてください。 ファーストレディ経験者、アメリカ前国務長官、女性初の大統領候補など多くの輝かしい肩書きを持つ「強い女」ヒラリー・クリントン氏の、威厳たっぷりのスピーチをお聞きください。スピーチの背景