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1はじめに近年、「グローバル化」という文字がいたるところにあふれています。それを自分のこととして捉えている方、遙か遠いニュースの上でのことだと思っている方など、「グローバル化」への距離感はさまざまです....

1はじめに近年、「グローバル化」という文字がいたるところにあふれています。それを自分のこととして捉えている方、遙か遠いニュースの上でのことだと思っている方など、「グローバル化」への距離感はさまざまです。2020 年、東京でオリンピックが開催されることになり、また同時に学校教育においても小学校3 年生から英語が教科として導入されることが決まり、大学入試における英語はスピーキングを含む4 技能均等型へ向かう方向にあります。一方、仕事の現場では、プレゼン、情報交換、受注・発注・連絡などの一連の業務、技術提携の話し合いなど幅広い場面で、欧米だけではなくアジア諸国など複数の国籍の人が関わるようになりました。そこでは多くの場合、世界共通語として英語が使われます。英語が話せなければビジネスにならない、という局面が、今後ますます増えていくでしょう。小誌は、仕事の現場で英語が使われる具体的な場面を中心に、スピーキング力を中核とする英語コミュニケーション能力をどのように高めていくことができるか、さまざまな角度から扱います。『 多聴多読マガジン』には創刊時からEnglish In & Out というキャッチフレーズのロゴがついています。「多聴多読」でInput しながらOutput に結びつけようという趣旨ですが、今回、創刊以来はじめて、まるごとアウトプットにフォーカスして別冊を送り出すことができました。英語を話す心理的な壁が低くなり、世界の人々と積極的に英語でコミュニケーションをしようという人の裾野が広ければ広いほど、世界と渡り合い、日本を牽引する人材が輩出してくるようになるしょう。小誌の情報が、英語スピーキング力を中核とする英語コミュニケーション能力の向上へ向けての本格的な取り組みの一助となれば幸いです。2015 年2 月 コスモピア編集部