ブックタイトル究極の英語「音トレ」 試し読み

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概要

究極の英語「音トレ」 試し読み

45基礎トレーニング編 Part 2[a]を発音する際のポイント   さて、母音のホープ [a]の具体的な発音の仕方を伝授しよう。この母音は日本語の「あ」とは違ってかなり強く響くので、まずは思い切り、腹の底から呼気を一気に出すように心がけるようにしてほしい。   発音する際のポイントである。顎の両端に力を入れて、前に出し、口を長方形に角ばらせる。舌は緊張感を持たせて下におろす。呼気をそのまま口から出すというより、顎の骨や付近の筋肉をうまく調整しながら呼気を出す、という感じである。   うまく音が出せないのは、口の両脇の顎の張りが弱いからか、お腹(下腹部=おへその下)に十分に力が入っていないからである。   自然に下腹部に力を入れることができるようになるための、面白い矯正法がある。雑巾をよく濡らしたら、その水を一気にぎゅっと絞りながら発音してみる。あるいは、相撲の四股を踏んだりしながら、声を出すとうまくいく。いずれの場合も、先ほど立ち方のときに述べた「膝」を少し曲げて下腹部に力が入るようにすることがポイント。一度コツさえつかめれば、後は慣れとスピード感だろう。   ただし、当面、慣れるまでは手鏡やコンパクト・ミラーを持ち歩いて、時間のあるときに「口元を確認しながら、『ア』系音のチェック」をやってみてほしい。   練習するにあたって、まずは短い語を選び、その最初に出てくる音と真ん中に出てくる音で徹底的に慣れるようにする。その練習を通じて[a]音の「構え」をしっかりと自分のモノにするわけである。   さっそく、次の単語リストを用いて [a] 音の音トレを行ってみよう。上記のポイントを念頭におきながら、自己トレーニングを続けていくことが大事である。