ブックタイトル究極の英語「音トレ」 試し読み

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概要

究極の英語「音トレ」 試し読み

40発声の基本姿勢ができたら、いよいよ「発声トレーニング」   英語音を効果的に発声・発音しようとするときには、まずはその基本姿勢が重要だ、ということを先に述べた。そして、その姿勢がうまくできて発声もそれなりにできるようになったなら、いよいよ実際に個別の音の発音法を身体でマスターしていくことになる。   だが、多くの日本人学習者のように、短期間で何とか大きな効果を上げたいと思っている人たちにとっては、英語の音のすべてを「発音トレーニング」の対象とするのは荷が重すぎる。そんなことをすれば、途中で止めてしまう確率も高くなるだろう。   そのような学習者にとっては、本書で紹介するようなプログラムが合っている。何らかの形でアンカーとなる、中核音に焦点を絞った集中トレーニングである。要約するなら、「顎を思い切り動かす」、「唇と歯で合奏する」、「舌と上顎で合奏する」という3種類のトレーニングということになろうか。   そう、これらいずれかの要素を持つアンカー音を何とかクリアできて、身体で瞬間的に反応したり発声したりできるようになれば、それぞれの仲間である一般音はそれほど苦労しなくとも、まあ「何とかなる」ことがわかっている。英語は子音優勢の言語 英語の発音対象になる音には、子音と母音の大別がある。その数は子音が24、母音が20で、合計で44ほどと言われている。(分類によっては50くらいまで増えるときもある)   我々の日本語は母音優位の言語である。そこで、しばらく練習を続けてさえいれば、20の母音については、まあ何とか、それなりに「発声」できるようになるものだ(ただし、英語における微妙な「ア」系の音な