ブックタイトル究極の英語「音トレ」 試し読み

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概要

究極の英語「音トレ」 試し読み

39発音・発声では立ち方と呼気の強さが大事   積極的な《リスニング力》や《スピーキング力》の養成を自信を持って進めるためには、まずは自分自身がこのような姿勢で立ち、大きめにはっきりと発声することがとても大事である。つまり発音云々の前に、まずは発声の基礎トレーニングが必要だということだ。このキチンとした「声出し」は、私たち日本人が「生の自然な英語」を聞いたり、自信を持って英語をしゃべったりするための土台であり、原動力となるものである。   しかし残念ながら、こうした練習やトレーニングは学校でも会社でも、きちんとした形でなされることがほとんどない。「生の自然な英語」が聞き取れない方々、英語の発音トレーニングをこれまであまりやったことがない方々は、本書にあるプログラムを始めて1カ月間くらいは、この基礎練習を毎日最低でも15分程度はする必要がある。   郊外に住んでいる人や場所の融通の利く人は、ぜひとも屋外でこのトレーニングをやっていただきたい。実際に我々の研修でも、合宿地などで行う「屋外特訓」は名物行事になっている。   基礎練習である「声出し」トレーニングをしばらくやって、はじめて発声の習慣と型作りができてくる。そこでようやく、本格的な母音・子音の練習が始まる。   ところで、母音・子音の練習には、すこしだけ違いがある。母音の発声トレーニングは、呼気をそのまま口の外に出すという単純なものである。その意味では声楽に近いといっていいかもれない。だが、子音の発声トレーニングはそうではない。身体を楽器に見立てるというか、とりわけ口、舌、歯、唇、喉などを、それぞれ微妙な音色を奏でる弦や鼓笛のようなものと考えてみると、イメージしやすいかもしれない。基礎トレーニング編 Part 2