ブックタイトル究極の英語「音トレ」 試し読み

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概要

究極の英語「音トレ」 試し読み

22りする人も多いが、相手は聞き取りに苦労するばかりである。無理にペラペラとやらないで、ゆっくり目に、明確に発音するようにすることが大事である。そうすれば、相手もそのペースに合わせてくれるので、リスニングも調整できるようになってくるだろう。 そして、大人になって英語の学習がいったん途切れてしまったあとに、英語の再挑戦を行うときでも、とにかく「音から始めて、音にこだわる」ことである。では、「音にこだわる」にはどうすればいいのだろうか?  ただ聞いているだけではダメである。自らもその音(近似値の音で大丈夫)を出せるように、自分の口、あご、身体を積極的に動かして――いわば身体全体を楽器として――、できるだけ正しい音を出せるように、生の音に近づけていけるようにすることである。 そして、こうした趣旨に基づいて成り立っているのが、ほかならぬ本書である。「生の自然な英語」はただ聞いているだけでは攻略しにくいものか?F 周りからそれなりに英語ができると思われていて、英語能力テストのスコアもほぼ上級レベル、という人がいた。そうした人が私たち「英総研」の研修で、最初の診断テストのリスニングやディクテーションを受けたことがあった。そのとき、見るも無残に撃沈! という結果になることが少なくなかった。彼らも、こうして事の重大性に気づき始める。「これはまずい」と思って、研修のスタート時点だけでなく、途中で何度も挑戦してはみるものの、撃沈に次ぐ撃沈なのである。道半ばで諦めかけた人も少なからずいた。 研修の受講生は日常の業務をやりつつも、何とか本物の英語力を身に