ブックタイトル究極の英語「音トレ」 試し読み

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概要

究極の英語「音トレ」 試し読み

21て、このことが実は、《リスニング力》の改善と大いに関わっている。何としてもこのような事態は避けて、まずは、自分の発音の上手い・下手には関係なく、相手にはっきり聞こえるように、英語を口から出そう、目の前の相手に伝えよう。こうした基礎的な努力が、きわめて大事である。 英語に本格的にアプローチしようと思うのなら、コミュニケーションを行う際のこのような態度と姿勢とが、スピーキングだけでなくリスニングの際にもとても重要であることを、まずは肝に銘じてほしい。そして、それが伝われば、発音や英語がそれほど上手でなくても、相手は一生懸命「こちらの言うことを聞こう」、「言いたい内容を理解しよう」としてくれるはずなのである。 そう、声によって、コミュニケーションの基本形ができあがる。自信を持った、はっきりした態度のほうが、英語そのものができるできないといったことより、相手に好印象を与えるものである。これが、コミュニケーションのラポール(相互の信頼関係)作りになる。このことを肝に銘じてほしいものだ。とにかく、英語の出来・不出来を脇において、声と態度で気持ちを率直に伝えるようにする。「あなたとコミュニュケーションが取りたい」、「あなたに教えてほしいことがある」、「あなたとコミュニケーションをしながら、この場を過ごしたい」。このような意図は、身体全体から伝わっていくものだ。その自然な態度を相手に伝えることが、何をおいても大事である。 しかし、英語に自信がない人の現実は違っている。何となく声が小さいだけでなく、その態度もおどおどとして、相手と目も合わせないで話すことがしばしばある。これではとても、効果的なコミュニケーションの場を作ることはできないだろう。落ち着いて相手の目を見ながら、しっかりとしゃべるようにすることを意識して心がけてほしい。それだけでも、コミュニケーションがとても取りやすくなるものである。発音が悪いのにいたずらに格好をつけたり、早口でしゃべってごまかそうとした 聞き取りにくい「生の自然な英語」を最短コースで攻略するPart 1